幽体離脱した Aの魂のとまどい
団塊の世代 Aは、この何年間津々浦々を駆け巡り、諸事が計画され、決定され、
実践され、成果確認され、軌道修正され、次のステップへ展開させては、社会に
貢献していくといったサイクルにおいて、最も重要な過程である計画決定の場が、
如何に実施されているのか興味深く覗いて回っている。
企業では会社の存亡をかけて議論、そして、少しでも多くの人が幸せにと望む、計画
決定の場は、少なくとも大前提であるはずだ。
なぜなら Aは1185年2月ある合戦において功を奏した古武士の生まれ変わりである。
戦に至るには、諸般の情況を背景に重要な判断がいろいろな場で、いろいろな利害で
決められて実践される。それは、好むと好まざるとに関わらず種族の繁栄と滅亡を
決する重要な評定である。
800年霊界でいろいろな修行を積んだ Aの魂は800年後の今、世相をまず覗いて見よう
そして、その背景に関与している重要な諸事決定はどのように行われているのかと。
マアマアッ、
大きくは国家間であろうと、身近な人と人との関わりであろうと、形こそ異なるが魂の
本質は800年前となんら変わっていないサテサテッ、霊魂の進化の過程のなんと低い輩
なのか、
マテヨッ、
霊魂の存在とその世界を知らしめ、この世でできるしなければならない霊魂の磨くこと
の大切さを掲げている集団があるしばらく様子をみてみよう、
199X年X月X日(土)最高幹部会議
母体の目的を展開していく方針に関わる最重要課題である案件の議論をしているのを覗いた。
ホホー、建設的な意見の議論であるしいいことだ、この種の議論は久しぶりだ、
199Y年Y月X日(土)最高幹部会議
同様の議論の場を覗いて見た。
ホホー、議論が白熱しているいいことだ、束ね役の議長うなずいている、
199Z年X月X日(土)最高幹部会議
またまた同様の議論の場を覗いて見た。
ホホーオヤッ、また同じ事で熱く提言しているが、議長うなずいているみたいだが、
具体的方針は反映されない故、X日を最後に一人の幹部は熱き心を訴えて退いた、
200X年Y月X日(土)最高幹部会議
またまた同様の議論の場を覗いて見た。
ナンダコリャ、一方でで熱く提言しているが、さっぱり履行しない当の議長は何を
考えているのだろう、また一人の幹部が熱き心を訴え、この日を最後に退いた、
200X年Z月X日(土)最高幹部会議
その後の展開を伺いたく、またまた同様の議論の場を覗いて見た。
地位と名誉で纏った議長の言霊
“これ以上(会員が)増えたら困る”
Aは魂が氷つくのを覚えた、離脱から戻れない、
BとCの魂もこの情景を注視していた。
Bの魂曰く:世が世であれば切腹ものだ、受け付けないだろう、獄門さらし首じゃ
Cの魂曰く:ぶっそうな事を言うものではない、頭で生きてきた心は希薄、今更
変えれない、忍耐じゃ 忍耐じゃ かんしゃくを起こしてはならん
神は全てに遍く公正だ、よく情景を視なさい、
“時が解決する”
・・・・・・・フィクション ・・・・・・・・