遅くなったのですが、何とか10時に到着しました。今日は1名が欠席で、2名の参加に、「体験」の方が1名でした。次回も「体験」の方が1名で、さらに前に「体験」した方も加わり、人数が増える傾向になりました。
全員が揃うと6名の教室になります。今日も、発声のトレの後、課題曲を覚え、さらに一人一人の課題曲の練習をしました。最後は、好きな歌を自由にカラオケで歌い、レッスンを終了しました。「体験」の方は、その場で入会の手続きをしていきました。
レッスンが終わって、私は帰りに、兄の事務所に寄って、「栗ご飯」のお裾分けを頂き、談笑して帰りました。兄も仕事に忙しく、震災関係の仕事で忙しいようでした。
津波で被災した各所で、津波からの避難をめぐって、問題が発生いているということでした。避難はしたけれど、体育館に避難し、津波で亡くなった方々がいる所と、頑丈な学校の建物に避難して助かった所との明暗があり、法的な避難の責任の在処をめぐって問題になっているという話も聞きました。最終的には、避難先の判断の責任の所在は、どこにあるのかという事なのですが、様々な場所で、今問題になっているのです。
悲惨な犠牲者を出した大川小学校の検証が、国段階までになっているほど、問題がこじれて対立してきている状況もあるのですが、そのような事情が、様々な地域で発生しているという話も聞くことができました。難しい法的な話でしたが、弁護士事務所での問題の複雑性を感じることができました。
さらに階下の姉宅にも寄り、先日届けた「肘付き椅子」の使用の様子を観察しました。姉の旦那様が使って食事をしていましたが、丁度よく、申し分ないものだったことが分かりました。
直ぐに家に帰り、昼食を済ませてから、スタジオに戻りました。14時からレッスンが入っていたからです。
準備をしていたら、レッスン生の若者がやってきました。今日は「発表会」に向けての練習です。先日修正した音程の部分は、ちゃんと直っていました。カラオケで歌い、全体をチェックしてから、当日のスタイルのピアノ伴奏で歌いました。キーも一番良いキーに設定し、大分仕上がって歌うことが出来るようになりました。
もう1曲演奏曲も、キーを設定し、ピアノ伴奏で歌いました。「レッスン生の発表会」はカラオケの機械を伴奏に使わないというルールがあるのです。全て生演奏での「発表会」なのです。だから歌唱曲も、全て生で伴奏することになるのです。
伴奏する私も、結構厳しい練習になるのですが、伴奏曲は、全て演奏するのです。若者の発表曲2曲をカラオケの同じ仕様で伴奏するのですから、結構練習が必要です。
でもレッスンしながらの練習になるので、音楽が理解出来るので、大丈夫だと思いました。若者の発表の見通しも出て来ました。歌う曲のキーも決まり、若者も演奏できるようになり、安心したようでした。
次の課題は、次回まで歌詞を覚えてくることです。なるべく暗唱してくるように話しました。私は、伴奏譜面に台詞を貼り、必要な情報を楽譜に記録しておきました。
次回までの進歩が楽しみになりました。あと1ヶ月のレッスンですが、1回ごとに楽曲の仕上げを高めて行きたいと思いました。
15時過ぎに次のレッスン生がやってきました。ピアノのレッスン生です。先日発表曲のピアノの楽譜を書いて差し上げたのですが、楽譜の読み方が分からないということで、全く練習が出来ませんでした。楽譜の読み方が分からなかったので、仕方がないのですが、今日は楽譜の読み方から全て説明して、左手の伴奏のパターンを基礎から指導しました。
楽譜は読めるようになれば簡単です。さらに伴奏のパターンがあるのです。いくつかのパターンを説明して覚えてもらいました。そのパターンを繋げて伴奏していくのです。
普通のピアノの練習とは全く違っていると話していました。レッスン生は、今日レッスンを受けて、本当に良かったと話していました。
これでパターンを覚えて繋げていければ、ピアノの演奏は簡単に出来るようになるのです。今回は分散和音のアルペジオで伴奏をしたいと話したので、そのパターンを教えました。使う和音のパターンは6種類だけでした。難しいところは1箇所だけです。その弾き方も説明しました。
難しそうに見えるピアノの楽譜が、このように分析してみれば、いくつかのパターンで繋がっていることが分かりました。更にパターンごとに和音の番号を付けました。そうすることで番号を言うだけで、そのパターンに変えることができます。練習し易くなるのです。あとは右手のメロディーを弾きながら、そのパターンを繋げるのです。これが一番早く上達できる方法なのです。
楽譜は、その調の階名で読むことも指導しました。ピアノには、早く能率的に上達する方法があるのです。私は自分が学んできた方法を伝授することで、最短距離でピアノの演奏方法を伝えていきたいと思っているのです。レッスン生もレッスンを受けて良かったと話していました。
1時間を超えるレッスンを終えてからも談笑しました。談笑の後、今日は、ある理由があり、車が使えないのでタクシーで来たということで、家まで送っていくことにしました。
初めて通る道を案内してもらいながら、送り届けて、その足で、いつもの風呂に行きました。
何か風邪気味のようか感じで、寒気がしました。鼻がグスグスいうので、温かい風呂に入り、サウナは1回だけで急いで帰りました。急に寒くなってきたのに、服装はそのままで、まだ冬支度が出来ていません。家に帰り、服を冬仕様にして、暖房をしたら、少しずつ寒気が取れてきました。暖房をして、暖かく着込んで、夕食を頂き休むことにしました。危うく風邪を引くところでしたが、何とか収まって良かったと思いました。風邪は、油断するときに引くものです。油断しないで、服装も冬仕様にして過ごしていくことにしました。
今日は、カルチャーセンターのヴオイトレ教室からスタートしました。「ヴォイトレ教室」も人数が増える傾向があります。午後は、個人レッスンで、「発表会」に向けたレッスンをして、見通しが出てきました。演奏もだんだん良くなり、仕上がる方向が見えてきました。ピアノのレッスン生も、肝心の楽譜を読むことも出来るようになり、伴奏パターンも理解できたので、後は練習だけです。見通しも出てきたので喜んでいました。
学習は何事もちゃんと上達していく道筋があるのです。最短距離の分かり易い方法を伝授することができるかどうかが、指導者としての試金石になります。その指導力の違いは、何かと言うと、私は実践力だと思っているのです。実践を通して鍛え上げてきたこと、学び取ってきたことが、本当の凝縮された「技」だし、それを伝授することが最短距離だと思うからです。
実践を積み上げた者にしか分からない凝縮された「技」「方法」を伝授することが、本当のレッスンを通してレッスン生の力を磨き上げることだと理解しているのです。
私はこれらの楽器奏法の「技」を、こうした実践の中で習得してきた方法として、レッスン生に分かり易い方法で伝授していきたいと思っているのです。それが最短距離で上達する方法だからなのです。
12月の「発表会」への見通しが出てきたのは、大きな成果でした。一人一人の音楽学習の成果が、確認できるような「発表会」を目指して、残された1ヶ月を頑張っていきたいと思いました。