車をキャンピングカーに乗り換えて、10時半過ぎに出発していきました。利府の「グランディー21」で、フリマをやっているとの情報もあったので、利府の「グランディー」に寄ってから行きましたが、行ってみたら、フリマはなく、別のイベントが開催されていました。利府を経由して、大郷町にあるリサイクルショップに向かいました。
このショップは、スタジオを開設した時に、たくさんの備品を購入して、お世話になったお店でした。郊外の山の中に有り、物凄く広い敷地のお店には、何でも揃っている感じでした。市内から30分以上掛かる場所にあるのですが、何故かお客がいつも来ていました。
電話で問い合せた時には、「肘付き椅子」はあるかどうか分からないと話していたのですが、現地に行ってみたら、何と1脚だけ残っていました。セット物の木製の椅子が1脚だけ残っていたのです。
市内のリサイクルショップで、新品を取り寄せてもらえば、何万円もするような木製の「肘付き椅子」を、安い値段で購入することができました。探していたような申し分ない作りで、やはり行ってみて良かったと思いました。
帰りは利府から仙台港に向かい、キャンピングカーの給油をしてから、昼を過ぎたので近くの飯屋で昼食を頂きました。グレードの高い飯屋の食事は、結構美味しかったです。ご飯の無料券を使って、少し豪華に頂きました。
昼食が済んだところで、休日で天気も良いので、蒲生から岡田、荒浜を回って、大沼周辺を経由して帰ることにしました。蒲生や岡田、荒浜方面へは、震災以来、来ることがなかったのですが、すっかり景色は変わっていました。どこまでも続く廃墟の町並み、建物は立っているのですが、人々は住んでいないよう建物が続いていました。
荒浜周辺は、すべての家々は流され、松並木さえカスカスになった風景が広がっていました。あんなにあった松並木が、津波で流されてしまったのです。仙台港から閖上へ延びる幹線道路の東側の海側には、見るも無残な風景が広がっていました。久しくこの辺りに来ていなかったのですが、余りの変わりように驚くやらいたたまれない気持ちになりました。
大沼周辺は、少し西側に入ったところに沼が広がっている地域ですが、この辺りにも津波が押し寄せ、大きな被害をもたらしました。でも幹線道路の東側とは比較にならないほどで、津波を被った田畑は、除塩作業が進み、少しずつ大地の色を取り戻していました。
大沼周辺の駐車場は閑散としていました。休日なのに車はなく、セイタカアワダチソウの大群落だけが風に揺れていました。少し休んでから、近道を通り家まで帰りました。
買ってきた椅子や荷物をトラックに積み替え、姉のマンションまで行き、椅子を置いてきました。姉が下まで出てくれたので、椅子を渡して、直ぐにスタジオに戻りました。
今日の大きな仕事が終了しました。スタジオでテレビを観ながら、少し休んでいました。今日はオフなので仕事はありませんが、暇な時はスタジオで休むのが、落ち着くような気がしました。
休んでいたら、音楽講師の仲間が近くまで来たというので、寄って行きました。
お湯を沸かし、新しいコーヒを入れて、久々に談笑しました。カラオケの機械は、無事メンテナンスが終了したとのこと、音楽講師が担当しているカルチャーセンターでの講座の様子を話してくれました。私も談笑しながら、いくつかの情報を頂きました。前に譲ってあげたCD、MDの機械は、別の機械が欲しいようなので、こちらに戻して引き取ることにしました。機械が悪かったというのではなく、USB端子の付いたラジカセが欲しいようでした。機械を譲ったのは良かったのですが、その後、その機械を使いたい事情も出てきたので、戻して貰うことになって良かったと思いました。
音楽講師仲間は、1時間ほど滞在し、夕方に帰っていきました。
私は、遅くなったのですが、18時過ぎてから、いつもの風呂に行きました。風呂仲間と談笑して帰りました。今日は休日なので、家に戻り、パソコンの作業を済ませてから、ゆっくり夕食を頂きました。
今日は「文化の日」で、天気も良く、気持ち良い日でした。姉の依頼に基づき、大郷のリサイクルショップに出かけ、望み通りの「肘付き椅子」を購入することができました。
ドライブに出かけ、大沼周辺を回り、気持ちも癒されました。
遠くには出かけられなかったのですが、近郊を回りながら、日常にはないドライブを経験しました。久しぶりの土曜をオフにして良かったと思いました。
明日もまた日曜で、オフの日です。リラックスした日を過ごしたいと思いました。