多賀城も津波が押し寄せ、結構被害が大きかったのですが、少しずつ復旧が進められていると思いました。
私が指導している大学のオープンカレッジの事務局から電話があり、災害ヴォランティア活動で、音楽の活動を始めませんかというお誘がありました。11時に打ち合わせのために、名取に出かけました。
名取には壊滅した閖上の浜があります。たくさんの避難生活をしている人がいるそうです。そろそろ音楽活動を通して、人々に癒しを与えられるような活動をしてみませんか、というものでした。大学のサークルのレッスンも、当分休止だし、私も何かの活動をと考えていたので、早速来週から実践に移すことに話がまとまりました。
多賀城から名取への移動は大変でした。車が動き出して、道路が渋滞していました。活気が出て来た証拠でしょうが、今度は道路が渋滞です。1時間以上かかって名取に到着しました。サークルの方々の情報は、まだ分からないそうです。連絡がつかないので確認ができないとのこと、閖上に住んでいる方々が多かったので、その安否が心配です。
名取で結構時間を費やしてしまいましたが、家に戻ったら、お手伝いさんが帰っていました。多賀城での用事を終えて、自転車で帰ってきていました。行く時は自転車をトラックに積んで送っていきました。
昼が過ぎたので、昼食を食べました。昼食は先日作ったカレーライスがまだ残っていましたので、カレーライスの他に野菜スープを作って食べました。
毎日3食きちんと作って食べるようになりました。栄養バランスがいいのか体調もいいようです。
昼食後、午後からは、黒猫の製作に取り組みましたが、ミシンを調整するのに時間がかかりました。何とか終えるのがやっとでしたが、まだ納得できないので、後で修正をすることにしました。
電話が入って、昨日依頼した乗用車の車検が終了したとのことです。余りに早いのでびっくりしましたが、車屋は、逆に仕事がないので、早く取り組んでくれたのです。夏タイヤへの交換もしました。修理する所もなく、費用もあまりかからなかったので安心しました。銀行で下ろして、早速支払い引き取りに行ってきました。
夕方になって、また温泉に行くことにしました。疲れか、肩が張って痛いので、温泉で気持ち良くなりたいと思いました。お手伝いさんは家にいるというので、私一人で車検の終わった乗用車で、秋保温泉まで飛ばして行きました。仙台から西へ、最短距離で行きましたが、約3~40分で着きました。
温泉は、幸い混雑していなかったので、少し長くゆったりと温泉に入って帰りました。肩が張って痛かったのですが、少し気持ち良くなり、頭痛が消えました。この位の距離なら、毎日でも温泉に来たいと思いました。
帰りも同じ道で、約30分で家に到着、18時半に着きました。
夕食は、昼食の後に、作っていたグラタンに、サラダ、和風冷やし麺で食べました。グラタンは初めて作りましたが、結構美味しい出来栄えで、お手伝いさんも美味しいと言ってくれました。
毎日たくさんの課題をこなしながら、生活をしています。お手伝いさんも手伝ってくれるので、作業がはかどります。一緒に食事を取れるので、ちゃんとバランスを考え、料理して食べるようになりました。
毎日協力体制で生活出来るので、来てくれて本当に助かっています。家事はお願いしたことは、大体やってくれるので有難いです。
ただ、これからの仕事が大変です。どうやって立て直していくかが課題になっています。突然襲った大震災で、被害に遭われた多くの人のみならず、仕事を奪われたたくさんの方々もいます。
私も完全に収入の道を断たれてしましました。これから先どうやって生活していけばいいのか、暗中模索の日々が続いていきます。