先週と今週(本日時点で)調停から裁判へ移行し争っていた夫婦6組が両者同席の面談を行い2組は1日、4組は2日で問題が解決(離婚協議を終えて当事者のみで取決めも終わり裁判所の和解書面の記載事項も完了)しました。

 

弁護士をつけて意味のない批判合戦にお金と時間をかけてきました。これだけ時間をかけても結局、向き合えば1日か2日で終わるのです。

昨日の方の場合は最後は握手でお別れしました。

 

裁判にまでなっているのに最後は握手?と思う弁護士も多いのですが、当所の離婚相談ではこれが普通です。

 

お金をかけない、時間をかけない、相手を否定しない

 

法律論はこの真逆なので問題(争い)が終わらないのです。

 

それと、昨日の方のケースでは面会交流援助を依頼されていましたが、最終的には当事者で面会交流を行うこととなりました。

これまで長いこと子と会えていなかったのですが、昨日の話し合いで明後日面会交流をすることになりました。

 

裁判所で争って試行的面会交流を経て当事者で面会交流をするまでに何年かかるでしょうか?

 

当事者で出来ればまだいいですが、ほとんど不可能だと思った方が良いでしょう。

 

厚生労働省では裁判所で調停や裁判をすると面会交流が履行されなくなるという実情について毎年調査していますが何も改革はされないままです。

 

日本の9割以上の不履行となる面会交流を履行させることは私にとっては簡単なことです。

 

きっと私以外にも経験と知識をもつ家庭相談士が日本にはいることでしょう

統計だけのアンケートを全国にバラまくのではなく、本気で日本の片親疎外を変えるための傾聴姿勢の感じるアンケートと職員による直接の情報収集をするべきだと思います。

 

また、面会交流を不履行にさせるような紛争化させる弁護士介入も規制するべきだと思います。

夫婦を争わせればどうなるかぐらい分かるのではないでしょうか?

 
というスピード解決のお話と厚生労働省への本音発言でした。