離婚と現実

昨日の離婚相談者からの報告は離婚せずに夫婦協力をしていく方が3名、離婚することになり公正証書作成が完了した方が1名でした。

 

争わずに自分たちで離婚か継続かを決めることが出来ましたと問題の解決と同時に心が穏やかになられて私たちも嬉しい限りです。

離婚相談は「相談した先で決まる」という話は以前したと思いますが、問題が解決した方々はこの意味を心から実感しているようです。

 

相談した先で

「あなたの配偶者は一生変わらないから離婚した方が良い」といわれ調停になり半年が過ぎ、調停が不調に終わり別居して裁判を1年行ったが離婚出来ずにいる方

 

「夫婦生活は色々なことがあるので互いに協力して、もう一度やってみたら」といわれ、問題の本質を見極めることなく、不仲な状態でただ同居生活を続け夫婦仲が更に悪化する方

 

「親兄弟から離婚するように言われた」ことから相手方からの連絡を絶ち子を連れ去り別居したが、裁判所から呼び出され、最終的に子を相手方へ渡さなければなくなった方

 

全ての結果は最初から明らかなのですが、行動の先を考えずに助言していることに気付かずにいること、相談した先で結果が決まることを想定していなかったことが要因といえます。

 

 

離婚問題で避けなければならないのは、調停・裁判で長期化することです。

争いが長期化すれば、相手方と直接の連絡はできなくなり子がいる家庭では面会交流もできなくなります。

 

「相談した先ですべてが決まる」

 

引き返せないところまできて気が付くか、今、気が付くかで結果と子の将来が決まるのです。

 

image

離婚相談を受けるなかで経済的に困窮していることが理由で離婚を考えている方もおります。

離婚は配偶者との婚姻関係維持が困難な場合に限り選択するもの、また、専門家を入れて夫婦問題の段階から問題について向き合ってから離婚を検討するものです。

経済的に困窮している状況だから、かたちだけ離婚し公的支援を受けて生活することは考えない方がよいでしょう。

同様の方は、まずは年金や保険料などの減免申請をして税の軽減を図り、負債がある場合はリスケジュールを立てましょう。

生計を立て直したら、子に養育・教育にかかる費用について将来的な推移を予測し、返済と借入を検討して下さい。



離婚後に子供と会う

テーマ:
夫婦喧嘩から感情的になり離婚した方や調停・裁判で争ってしまった方が離婚後の面会交流時に相手方に会いたくない、会うと思うと恐怖を感じるといい面会交流の扶助を依頼することあります。

冷静な離婚をしなかった方は子への影響を学ばず離婚していることが多い

例えば、
子に離婚理由を聞かれたらどう答えるか?
いつから不仲だったか?
このような質問に対し子の影響を考えてない方は、お父さんとお母さんは以前から不仲で喧嘩が絶えないので離婚したと答えてしまいます。
また、非親権者は子に会いたかったが親権者がダメだと言ったから今まで会えなかったと答えてしまう方もいます。

感情的になり離婚した方の多くが子の心理的側面や影響を理解していないのです。

実際の面会交流援助においても同様の発言をする方の場合は面会交流を中断し個別面談を行い、これ以上の子への負担を食い止め、再教育を行います。

再教育後、子の負担になるような発言が無くなる方もいれば、同じ発言を繰り返し、何が悪いんですか!じゃあどうすればいいんですか!と荒々しい態度をとる方もいます、この場合、自分本位な考えや荒々しい態度の改善のため心理カウンセリングを行い人格の再構築を行います。

再構築後に面会交流を行うと穏やかな表情で子と面会が出来るようになり、子の負担になるような発言はしなくなります。

ここまでくれば第三者が介入しなくとも当事者間で面会交流ができるようになります。

感情的になり離婚し、離婚した後も相手に対して憎悪を抱き面会交流をするのは子にとって悪影響となります、離婚する前に互いが児童心理や離婚の現実、子の将来を冷静に考えてから離婚を検討しましょう。



調停・裁判中の相談

テーマ:

調停や裁判中の相談の多くが、「弁護士を解任したい」「ここまで争うと思わなかった」という相談です。
代理人である弁護士が依頼者の言い分以上に相手を非難した書面を作成していることや、相手方を非難し自己を正当化するのは当たり前、これが普通といい依頼者の意思を無視して裁判所で主張していることが原因です。また、あなたの配偶者は一生変わらない、だから離婚しかないと依頼者を説得する代理人もいます。(本当に変わらないのでしょうか?という相談もあります)

 

調停は話し合う場所と考えていたら、相手方より一方的な条件を提示されたり、条件面での話ばかりが進み、根本的な話しは一切なかった、調停が進むにつれてだんだんと争いになり半年が過ぎ、調停は不調に終了、その後、裁判へと移行し気付けば互いが相手を非難し争いとなっていた。という方が多いです。

 

また、子がいる家庭では裁判中に面会交流を行っている際に、「どうして事実と違うことを裁判で言ったんだ」という話から、互いの代理人が事実よりも内容を酷く主張したことを互いが知り、お互いの代理人が問題を激化させている事実に気付く夫婦もいます。

このように代理人を通さずに互いの主張の事実を後に知る夫婦で多いのは、面会交流を機に仲直りしている夫婦です。

裁判になっているが、やはり離婚はしたくない、代理人にどう説明したらよいか分からない、ここまで争って、裁判中にも関わらず、復縁しますとも言いにくい・・・。

親兄弟にもどう説明していか分からないということで夫婦揃って相談に訪れます。

 

そして中には裁判中でも代理人や両親に内緒で会っていたり、性交渉をしている夫婦もいます。

代理人が聞いたら驚くでしょう。

 

私も裁判がどうののまえに、自分たちが何をしているか冷静になった方が良いのではないでしょうか?と尋ねることもあります。

 

感情的になり喧嘩し、勢いで調停や裁判をした結果だと思います。

同じように調停や裁判を考えてる方々は冷静に考えることをお勧めします。

 

image

 

先日、弁護士から離婚したい側と離婚したくない側の話を聞いて、離婚しない方がいいと助言したことがあるか聞かれた。

振り返り考えた。

今まで両者面談において離婚しない方がよいと助言したのは何度かあります。

離婚するかしないかは考えず、夫婦問題と捉えて臨むのが両者面談、そんな夫婦問題を客観的に振り返り、自己の言動と相手方の言動、意見の相違を的確に把握し今後を考える

離婚相談を夫婦相談として捉え、両者振り返ることで冷静な離婚を考えることが出来る

離婚したいと考えた方々の多くが、離婚することに悩み始めます。

こんな時、離婚を悩んでいるうちは離婚しない方がよいと私は助言したことがあります。

他には
19才の専門学校生夫婦が子供が出来たので婚姻した。
夫が同校の女子生徒から相談を受けたり、学校の用件で連絡がきていたことに嫉妬した妻が夫に女子の友人の連絡先を全て消去するよう迫った、夫はそんな嫉妬を繰り返す妻より女子の友人を優先するといい離婚したいと申し出た、両者面談時に両家も揃い出逢いからの時系列、問題点、夫婦のあり方を説いた。

夫は子供にも一生会わなくてもいいと言ったので、私は親を知らずに育つ子の心理や現実について説いた、夫は子供の将来は考えたこともないと答えたため、親として子供の将来を考えてから離婚するか決めること、考えていない今は離婚は早いと私は伝えた。

このように現実的に離婚を理解していない方に離婚はしない方がよいと助言してきました。

また、逆に離婚した方がよいと助言したことがあるか考えた。

私の記憶では、一度もない。
きっとこれからもないと思います
それは、離婚をすすめるような事件はそうないですし、あるとすれば刑事事件として取り扱う内容であり、警察や弁護士への相談になるからです。

私たちの取り扱う家事問題において、離婚しなさいとは言いませんでしたが、離婚せざるを得ないのではないですかと答えたことがあります

その事件はあってはならない事件でした

中学2年生の娘を連れ再婚した妻より、数日前に娘から再婚した夫に性交渉を強要され続けていると言われた、どうしたら良いかという相談であった。

妻は離婚を考えているが、離婚したら経済的に疲弊するので悩んでいるという。

私は妻に言いました、我が子を救えるのは親であるあなただけ、娘は母親に打ち明けるか悩んだはず、また、お母さん助けてと心で叫んでいるのです、娘と性交渉している夫と婚姻維持するということは娘の心を苦しめ続けることになる、離婚しなさいとは言わないが、離婚せざるを得ないのではないですか?経済的なことよりも我が子のことを第一に考えなければ親ではない、ここに相談に来る前に、警察に相談に行くのが先ではないですかと伝えました。
また、同様のケースで高2、高3の事件がありました。

親族では、夫が妻の母親と性交渉をした事件、妻が夫の父親と性交渉をした事件などもあります。

夫婦として家族として破綻しているのでは先の婚姻維持は非常に難しいと私は思います。

このようなケースの場合に、離婚せざるを得ないのではないですかと言った以外、私が離婚を意識して助言したことは一度もありません。

離婚はそれほど慎重に考えなければならないと私は思います。