汗ダラダラで登城しています。
本日の登城 大儀であった
何のこれしき、夢だった備中松山城への登城だもん、楽しんでいますよ!
ふいご峠から歩くこと15分くらいで、大手門跡に到着しました。
ついに来ましたよ!
備中松山城
現存天守は、まだこの先ですが、この立派な石垣を見惚れてしまい、ここで足踏み状態。
すごいなぁ~、この石垣。
段々畑にみたいにきっちりと積まれています。
天然の岩盤を石垣に組み込んでいます。
天守や櫓の基礎も天然の岩盤を上手に利用しています。
10m以上はあるであろう岩盤と石垣群は、とても雄大です。
秋は紅葉が見事だそうですよ
この石垣群のすぐ横は崖になっていました。
崖の際のところの岩盤の上に石垣を正確に積み、さらにその上に階段状に石垣を積み重ねています。
最後に土塀を建てて、防御を固めています。
いやいや、どんだけ石垣を積んでるのよぉ~
この石垣の造り、萌えますねぇ~
自然の地形を利用していることがよく分かります。
段々になっています。
あの尖がっているところ、カクカクとなっているところ、拘ったんだろうなぁ~と考えながら、しばらく見上げていました。
石垣に近づいて写真をパチリ
もちろん、周りに誰もいないことを確認してから、写真を撮りましたよ。
一歩間違えば、というより、ほぼ変質者に近いかも
でも、そんな楽しみを持つのも悪くないですよ
会社の部下には見せることはできないですけどね。
ちょっと見てくださいよ、この反り具合。
萌えますね
こんな山奥の険しいところ、足場もろくにないところに、こんなたくさんの石をきれいに積んで、この反りを完成させるなんて。
昔の人の技術力、尊敬します。
いかん、いかん、石垣ばかり見ていちゃいかん。
さらに、奥に攻め込まねば
石垣に圧倒されながら、歩を進めます。
曲がりくねった階段を登ります。
万が一、戦になったら、石垣の上から狙われているな
これまた立派な土塀です。
この土塀は昔のままです。
弓を射るための四角い狭間、鉄砲を撃つための丸い狭間が並んでいます。
よく残っているなぁ~。
ここからさらに登っていきます。
道が狭くなったり、曲がりくねったり、これは攻め込むことは無理です。
途中で、何度も矢か鉄砲で討ち死にしていますわ
正に天然の要害ですね。
しかし、こんなところに城を築こうと思った発想が凄いよね、脱帽です。
かなり登って来ました。
後ろを振り返ると、高梁の街が一望できました。
絶景かな、絶景かな
昔のお殿様も見た景色なんだろうね。
ずっと雨が降っていたけど、この時だけ、少し雲の切れ間が出来て、街を見ることができました。
二の丸に着きましたぁ~
備中松山城の曲輪の配置は、本丸、二の丸、厠曲輪、三の丸と連なる連郭式の山城です。
この二の丸、かなり広い空間でした。
山のてっぺんにこんな空間があるなんて。
一番高いところにある建物が現存天守になります
現存天守に入る前に、その手前にある石垣をさらに見に行きます。
手間にあるのは、五の平櫓です。
右奥にあるのが天守です。
櫓の武者返し、あそこから石とか投げられたら、ひとたまりもないな。。。
この五の平櫓は、今は、備中松山城を管理する事務所になっていました。
実は、ここに城主のさんじゅーろーさんがいたんですよ。
ついに到着しましたよ。
現存12天守の中で唯一の山城、備中松山城の天守です。
かなりコンパクトです。
かわいい天守だね
同じ現存天守でも、他の大きな天守とは全くの別物と考えた方がよさそうです。
何だかんだで、ここまでで1時間弱です。
一緒の乗合タクシーに乗っていた人は、もう天守の見学を終えていました。。。
寄り道し過ぎたかも。
だってぇ~、あんな見事な石垣を見せられたら、じっと見入っちゃうじゃないですかぁ~。
石垣の写真を撮りまくっているけど、変質者じゃないですよ!