美味しいとうふ田楽のランチを食べて大満足です。
それでは、今回の旅のハイライトといきましょう
10分ほど歩いて到着しました。
日本一・二の高さで有名な高石垣
日本1、2?
何とも分かりづらい日本語です。
日本1位と2位って、こと?
ホント、こういうのって、分かりやすく書いて欲しいものです
ちなみに、グーグル先生に「石垣の高さランキングは?」と質問した際の回答は、
1位 大坂城本丸東面 約32.0m
2位 大阪城南外堀 約30.0m
3位 伊賀上野城本丸西面 約30.0m
って、1位でも2位でもないじゃん
記事によっては、1位は大坂城、2位は香川県の丸亀城の石垣となっているものもありました。
まあ、そんなことどうでもいいかぁ~
お堀の外側を一周してみましょう。
伊賀上野城の高石垣
見えてきました、立派な石垣です!
すげえぇ~、こりゃ立派だぞ!
この石垣は、藤堂高虎が大坂の豊臣方と対峙するために築いた石垣です。
とにかく壮観で美しいです
北東の端っこに来てみました。
めちゃ尖がっていますね。
スパッとなっています。
写真で見ると高さ30m近くあると分かりづらいですが、本物を見るとすごい高さでした。
これを見たかったんだよねぇ~。
それでは、石垣の方に回ってみましょう。
長い石段を登って、石垣の上に来ましたよ。
あちこちで、立ち入り禁止のロープが張ってありました。
ベンチがあるので、以前はそこに座って眺望を楽しめたようです。
落下事故とかが頻発したんかね。
それとも、台風等で足元が崩れたのかなぁ~?
行きたい欲求は我慢です。
そうです、コンプライアンス遵守です
立ち入り禁止のロープがなく、石垣のギリギリまで行けるところがありました!
恐る恐る、近づいてみました。
高層ビルから下を覗くくらいは全く平気ですが、屋外のこういう高いところはちょっとビビるよね
それにしても、高い石垣ですね。
角度もすごいけど。
恐る恐る、下を覗き込んでみました。
携帯電話を伸ばして、写真をパチリ
押すなよ、押すなよとか、悪ふざけはできない高さです。
ちょっとビビって、腰が引けていたと思います。。。
クレーンもバックホウもない時代、こんな巨大な石垣を造るなんて、昔の土木技術は素晴らしいです
さらに、南東の角の方にやってきました。
石垣の反り具合が萌えますね
めちゃくちゃ反っているわけではありませんが、少しだけ丸みを帯びた感じの反りが美しいです。
詳しいことはよく分かりせんが、自分の感覚で楽しんでいました
しかし、こんな大きな石を高いところまで、どうやって運んだんだろう。
しかも、直線に切り出しているもんね。
カク、カクって、石を切り出す技術力、脱帽です。
高石垣を大満喫しました。
それでは、天守閣に行ってみましょう。
伊賀上野城
1585年、伊賀の藩主筒井定次が三層の天守を造りました。
関ヶ原の戦いの後、筒井定次は改易になります(徳川家康の嫌がらせみたいです)。
1608年、伊予今治から、伊賀、伊勢の城主として、藤堂高虎が移ってきます。
高さ30mの石垣で守りを固め、5層の大天守を造ったものの、1612年の暴風雨で倒壊してしまいました。
今の天守は、1935年(昭和10年)、地元の名士川崎克氏が私財を投じて建設したものです。
そんな私財でお城を造るなんて、偉い人ですね。
でも、藤堂高虎が造った天守は5層の大天守。
今の天守は昔の天守を忠実に復元したわけではありません。
それはそれで、微妙な感じがするけどねぇ~
こちらのかわいいマスコット、その名も、
「た伊賀ーくん」
はぁ?
何とお読みするんでしょうか?
何と驚き、「たいがーくん」とお読みするそうです。
藤堂高虎の虎がモチーフなんだろうけど、「タイガー」はないわぁ~。
ていうか、ぱっと見て分かりづらいのはダメでしょ
かわいい顔にダメ出ししちゃまずいか。。。
た伊賀ーくんの横には、藤堂高虎の像がありました。
藤堂高虎は、加藤清正、黒田孝高と並ぶ築城三名人と呼ばれています。
浅井長政に始まり、豊臣秀吉、徳川家康等、主君をコロコロを変えたことでも有名です。
最後は外様大名ながら、徳川家康の信任が厚く、この伊賀の地で、大坂の豊臣秀頼を監視する役目を任されました。
伊賀上野城だけでなく、江戸城、今治城、宇和島城などを築城したことでも有名です。
この変わった兜も有名です。
黒漆塗唐冠形兜(くろうるしぬりとうかんなりかぶと)です。
豊臣秀吉から拝領した兜です。
藤堂高虎は、身長190cmの大男だったと伝えられています。
それにしても、こんな兜を着用していたら、目立つよね。
ここに飾ってあるのはレプリカです。
本物はこちらです。
しかし、すっげえなぁ~。
しゅっとしていて、かっこええ~
大坂夏の陣では、一族の藤堂良重がこの兜をつけて戦ったものの、討ち死にしてしまいました。
西軍の猛将木村重成に敗れてしまいました。
うん、壁に忍者さんが張り付いています。
丸見えですよぉ~。
すぐ見つかっていますよぉ~。
この演出、いらないような気がします。
1階、2階は、色々な展示があり、興味深く見学しました。
全くの貸し切り状態。
急な階段を慎重に上がって、最上階に行きましょう!
天守閣の最上階は、結構広かったです。
天井には、絵とか色紙とか飾ってありました。
眺めはこちらです。
絶景かな、絶景かな。
ちょっと曇り空で残念でしたが、遠くまで見えました。
伊賀は、徳川幕府の中では、大坂の豊臣秀頼に睨みをきかせる最前線の土地。
もう、ここからすぐで、奈良とか大阪だもんね。
伊賀上野城を大満喫しました。
お城より、石垣を見に来たんですけどね。
自宅に戻って写真を見返しましたが、高石垣の迫力は伝わらないですね。
実際を見に行って、ホントによかったです。
伊賀上野城の高石垣は見る価値あり!