錦帯橋、岩国城を満喫しました。
この日は飛行機が遅れて、ランチのお店も空振り、錦帯橋と岩国城でのんびりしてしまったので、かなり計画が崩れました。
錦帯橋から路線バスで新岩国駅へ、新岩国駅から山陽新幹線で新下関駅へ。
新下関駅から在来線で下関駅へかなりの長距離移動でした。
車窓からの景色を見ていたら、あっという間に着きましたよ。
すっかり暗くなったので、予約をしていたお店に直行です!
下関駅から路線バスに乗って10分弱で到着です。
唐戸市場のすぐ近くでした。
旬楽館
事前に予約をしておきました
下関と言えば、ふぐ
ふぐの旬は、冬
東京に住んでいると、ふぐなんで普段は全く縁がないですよね。
カウンター席もありましたが、予約しておいたら、4人テーブルを準備していただいていました。
ありがたいですね。
2万円以上するコースもありましたが、少食だし、小心者なので、一番安いコースをお願いしていました。
ふく彩コース(7500円)
一番安くても7500円ですからね。。。
普段の質素な生活を考えたら、贅沢です
先ずは、前菜です。
左から、ふく雲丹和え、真ふくタタキ、ふく煮こごりです。
生ビールで喉を潤してから、いただきま~す。
どれも、ビールのあてに最高でした。
特に、ふくの煮こごりが美味しかった。
旨味がぎゅっと詰まった感じです。
来たぁ~、ふく菊盛りだぁ~。
そうそう、下関では「ふぐ」ではなく、「ふく」と呼びます。
福を呼ぶようにとのことです。
やっぱり、お刺身ですよねぇ~
しかも結構な量ですよ。
身と皮、ネギを一緒にして、モミジおろしでいただきます。
1枚づつ食べたり、2枚まとめて食べたり、楽しむことができました。
ちびちびと楽しみながら食べていたので、きっと貧乏人と思われたかもしれんね
次の料理は、ふくみぞれ煮です。
とても優しい味でした。
ポン酢が柔らかくて、これはビールに合いました。
骨の周りの身って美味しいよね~。
もう、既に生ビールは飲み干してしまいました。
ここは、生ビールのお代りか、それとも日本酒にいくか、悩みどころです
よし、決めた!
ふくひれ酒をください!
分かりやすいコップで出てきましたよ!
この後、火を点けて、少し蒸らしてから、ふたを開けました。
およよ、ひれがたっぷりと入っています。
触ってみると、かなりぷにぷにしていました。
何より、香ばしい匂いが立ち込めました。
飲んでみると、これまた美味しいです。
香ばしい香りが鼻を刺激します。
使っているお酒は、五橋(ごきょう)です。
あの錦帯橋が架かっている錦川の伏流水仕込み、岩国のお酒です。
これまた、ちびちび飲みながら、ひれ酒を楽しみました
次の料理が運ばれてきました。
熱々で運ばれてきました。
何だと思いますか?
じゃ~ん、グラタンです!
ふく料理の店で、グラタンです!
しかも白子グラタンです。
真ん中にとてもクリーミーな白子が乗っていました。
ベシャメルソースも滑らかでとても美味しかったです。
チーズの焦げたところが、意外にもひれ酒と合いました
メイン料理は、ふく唐揚げです。
この唐揚げが絶品でした!
はしたないけど、手づかみでいかしていただきます
ごっつい骨があるけど、その骨をしゃぶりながら、身を食べたら、これが最高!
ふくって、こんなに味が濃いんだね。
初めて、こんなに美味しいふくの唐揚げを食べました。
ありがとうございます。
美味しい~
ついつい骨まで食べたくなるくらい、美味しかった。
店員さんが見ていないことを確認して、骨をしゃぶる55歳、お恥ずかしい限りです。
最後の食事は、ふくめはり寿司です。
ふくの身を味噌漬けにしたものが酢飯の上に乗っています。
写真では分かりませんが、かなり大きかったです。
酢飯もぎゅうぎゅう系でした。
少食の私はかなりお腹いっぱいです。
デザートも出てきました。
さっぱりした小豆と濃い日本茶の組合せでした。
ほっこりしたなぁ~。
大食漢の人では、物足りないと思いますが、私には十分な量でした。
初めて食べるふくのコース、大満喫しました。
お店もゆっくりとした空気が流れていて、落ち着いて食事ができました。
ふくがこんなに美味しいなんて。
今度は、ちり鍋も食べてみたいね。
雑炊も美味しいんだろうなぁ~。
「ふぐ」じゃないよ、「ふく」だよ!