　19日の日曜日は、本物の多賀城碑も見に行きました。

　多くの人が訪れており、海外からの観光客も来ていました。ガイドボランティアの方がいらしたのでお話しました。江戸時代に発見され、水戸光圀の進言で覆堂が建てられたこと。発見されるまで地中にあったようでそのため風化を免れたこと。この時代（8世紀）の石碑は非常に少なく、群馬県の多胡碑、栃木県の那須国造碑（なすのくにのみやつこのひ）とともに日本三代古碑と呼ばれていること、そして他の2碑は立派な覆堂や覆屋があることなどを説明してくださいました。

　この碑には、多賀城創建の年の他に、昭和の発掘調査で初めて解明された8世紀半ばの多賀城の修造（第Ⅱ期の大々的な改修）のことが刻まれており、真贋論争があった中、奈良時代の事実を唯一伝える資料としての価値も認められました。多賀城創建1300年のお祝いに花を添える国宝指定となるでしょう。

　石材は砂岩ということですが、どこから運ばれてきたのかなど調べたいことがまだまだあります。

　今日24日は朝から蒸し暑く感じました。明日はからっと晴れて過ごしやすいという予報が出ています。風と紫外線には気をつけて

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多賀城碑 重要文化財

多賀城碑　重要文化財