親が亡くなって・・・・葬式やら火葬やら49日の法要あたりまで「頭が真っ白」になります。

 

 身近な人がこの世にいなくなって・・・・でも,朝起きると・・・・まだこの世にいるのではないかという錯覚が・・・・頭の中は真っ白で何も考えたくなくなるのが普通なことだと思います。

 

 しかし,子の勤めでやらなきゃいけないのが相続手続きです。

 

ざっくり相続手続きの期限を説明します。

 ①亡くなって10日までに故人の厚生年金停止手続き

 ②亡くなって14日までに親の住む役所で「埋葬許可申請」「世帯主変更」「後期高齢者健康保険(喪失届と保険証返納)」「介護保険(喪失届と保険証返納)」など・・・・役場への手続きが必要です。

 ③亡くなって3ヶ月までに家庭裁判所に「相続の限定承認」「相続放棄」の手続きが必要です。

 ④亡くなって4ヶ月までに故人が個人事業主だった場合は相続人が「準確定申告」で税務署申告が必要です。

 ⑤亡くなって10ヶ月までに相続税納付・申告が必要です。

 

 これをやらないわけにはいきません。 誰もがやったことないから丸投げして専門家の行政書士などに依頼すれば40万円から80万円もかかってしまうのが相続手続きです。

 

 それにしても,2024生前贈与・相続税大改正案を国会で棒読みして・・・・与党賛成多数で自動的に法律が変わっていく国会が嫌になります。 我々は増税や保険料増で年金もらいながら働く時代となりました。  「増税くそメガネ」と叫んでも・・・・官僚原稿を棒読みして議長が国会で「賛成多数が認められて本国会で増税や保険料増額は決定しました。」という決め台詞の圧政が続きますね。

 

 政権交代して,無能な国会議員たちが優秀な役人たちが作る法律改正案を国民負担を少なくできるのでしょうか。 年金だけで生活できない時代に大変な思いがあります。