磐越西線の上野尻駅付近には、春季に多くの撮影者が集まる撮影適所が有ります。

残雪に輝く飯豊連峰を背景にして日本原風景的な撮影ができることで、

SLばんえつ物語号上り列車の運行時には、同業者が殺到しています。

 

2012年4月21日に磐越西線の春景光景を撮りに出かけた際に、能代川での春景を

集録した後に追いかけ撮影で上野尻に移動して、初めて撮影に臨みました。

此の時は上野尻駅周辺の桜樹は蕾状況でした。

 

 

2015年4月29日のC61ばんえつ物語号の時は、新津での春景色を集録した後に、

上野尻に移動して快晴の下で残雪を纏った飯豊連峰を背景に撮影に臨みました。

此の時は、上野尻周辺の桜樹は開花直前状態でした。

 

 

 

2016年4月16日には上野尻駅付近の桜樹が満開になったとの事で、

一か所集中撮影を行うべく上野尻駅に午前7時頃に着くと、既に多くの先着者が

待機中でしたので、駅から離れたところで撮影場所を確保しました。

此の時は、飯豊連峰と満開桜花と水仙群落を撮り込むことにしました。

上野尻駅の桜樹は、2013年・2014年・2015年はテグス病で無残な状況でしたが、

地元の方々の御苦労で改善されて、2016年には従前の状況に回復したのでした。