デシジョンテーブルとテストコード | 仙台ソフトウェアテスト勉強会のブログ

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2012年から立ち上げた仙台ソフトウェアテスト勉強会のことなどを綴っていきます。

前回の勉強会 でデシジョンテーブル・状態遷移の分析を行いました。


そのときに参加してくれていたnnasakiさんがブログを書いてくれました。
「デシジョンテーブルを使用してテストしてみよう」 nnasakiのブログ


nnasakiさんはテストコードを書く前の整理としてデシジョンテーブルを使っています。勉強会でも説明しましたが、デシジョンテーブルや状態遷移などテスト技法の多くはソフトウェア設計時に有用ですし、もちろんテストコードにも使用できます!!
個人的にテストコードを記述するときに有用なテスト技法は同値分割・境界値分析、デシジョンテーブル、ドメイン分析あたりだと思います。


nnasakiさんのお題はFizzBuzzでデシジョンテーブルも小さいですが、こういう風に整理してテストコードを書くことで、テストコードを書いている途中での漏れがなくなり安心しながらコーディングできるかなと思っています。


今回のアプローチは太田さん、井芹さんが提唱している検証指向TDD(VOTDD)に近いのではないかと思います。
VOTDDに関してはソフトウェアテストPRESS総集編 「始めてみよう!検証指向TDD」を参照してみてください。