少年よ | Re START from 仙台

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仙台在住、通信インフラ整備を生業としている人間の、東北人の生活、東日本震災に関するレポートです。


妻より、


「今日、帰り何時になる?」

「ちょっと大事な話があるんだけど」


え?何?

じゃあ、もう少ししたら帰るよ。


で、少し急いで家に帰って、

妻の大事な話とは、何だったかというと、


http://www.hawaiians.co.jp/


のことでした (-"-;A


休日は宿泊の予約が一杯で、春先まで取れないんだそうです。


来月には、絶対行きたいんだよね~、と。


だから、俺にどうしろと?(笑)


・・・・・


ようやく床に就いたところで、


「そういえばさぁ」と妻。


なんでも、幼稚園の帰り、

うちの息子がつまらないことで、駄々をこね、

なんと先生に向かって石を投げたとか、

あげく、妻にも噛みついたとか。


そっちのほうが、よっぽど大事な話じゃんか。 ヽ(;´Д`)ノ


最近、通っている幼稚園内で、

うちの子が他の子供を傷つけるケースが度々あるとか。


今のところは、相手の親が、皆いい人で助かってるらしいけど、

そのうち賠償金とか請求されたらどうしよう、と、妻は不安がっています。


発達心理学とか、

そのあたりに属する事象もあるでしょう。

まあ、自分なりに、いろいろとアドバイスはしてみたつもりですが。


・・・・・


子供、心理学、ということで、つながるアニメ?


新世紀エヴァンゲリオン。


ブームが去った数年後に、

しゃあないな、そろそろ見てやるよ、みたいな、

上から目線で見始めた記憶があります(笑)


単なるロボットアニメとタカをくくっていたんですが。


えと、ロボットアニメじゃなかった。


で、戦争の話でもなかった。


たまたま、その頃、フロイトとかユングとかの影響で、

心理学とか、世界各地の神話とかについて、

いろいろと、書物を読み漁っていた時期というのもあって、

それらが見事にリンクしまくりで、ついついはまってしまいました。


ただ、最終回を見終わった時には、

なんだか、見せられた感、してやられた感があいまって、

かなり落ち込んだものでした(笑)


あ、いや、最終回の帰結が予想を裏切ったとか、そんなんじゃないです。


ある意味では予想通りだった、というか。


まぁ、シリーズを見た人は、知ってると思いますが、

これは、本当に戦争の話では無いんですよ。


まぁ、生物学、心理学、宗教、神話などなどのごちゃまぜスープ。


融合=解体、回帰=成長


どの原典、原書でも共通する思想ではありますが。


ただ、今、改めて見ても、

まぁ、ほんと手は込んでるよな、と、ため息が出ます。


間違いなく、Japanアニメの最高傑作の一つ。

歴史を塗り替えた作品であることについて、疑う余地は微塵も無し。


http://www.youtube.com/watch?v=TR2Dxj2T9o8&featu

でも、僕は攻殻機動隊の方が好きだなぁ。

といっても、アニメオタクでは無いです。

本当に(笑)


若かりし頃、

心理学とか教育論とか精神疾患とか、

いろいろと書物を読み漁っていた時期があって、

そういう知識と照らし合わせながら、

今、実際に、子育てをしていると非常に興味深いです。


行動をずっと見てても、本当に飽きない。


一生懸命泣いてる姿も可愛い。面白い。


あ~、なんか。

うん。頑張って生きてる。

と、しみじみ思います。


よーし、いろいろ教えてやっからね。

そして、俺を乗り越えていけよ~と、思います。

え?あんたレベルなんか、すぐだよ。by妻

やっぱ?そうだね、、(苦笑)


・・・・


こういう子になってくれてもいいけど。

ま、人それぞれだから、期待しないでおこう(笑)




今、仙台市街地では、

震災など、何事もなかったかのように、日常が過ぎていきます。


あのときは、自宅が被災地に近かったこともあって、

一日中、ヘリコプターの音やパトカーのサイレンが鳴り止まず、

高速道路も、自衛隊や消防や警察の車ばっかりで、

今から思うと、本当に異様な光景でした。


そのことを思い出し、ちょっとまた涙腺が緩んでしまいました。