夕木春央著「方舟」を読みました
ミステリー小説です
あらすじ
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
（出版社より）
感想
こういう結末は案外ありきたりです
読んでいる途中は結末を早く知りたくて急いで読んでしまいます
ただ読み終わって、よくよく考えると「ありきたりな方法で結論を出したな」という印象
ただ各賞を戴いているのでアタシだけがそう思っているだろうと思う
大学生を卒業して２年目の社会人を中心に描いているので若い人たちには適しているんだろう
批判しているわけでは無いんですが胸に詰まるような感動はありませんでした（個人的に）
お薦め度
★★★☆☆（３点）
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