それから数日後、造影CTの為に来院。

初めての検査に緊張するも、造影剤が入った時にカッと身体が熱くなる感覚があっただけで、さほど時間もかからず終わりました。


結果を待ち、診察室へ。

『うん、この前言った通りかな〜。エコーで測ったよりもちょっと大きいけど、これはどこから測るかでも違うから。このサイズなら全然温存できるよ!全部なくなるより良いでしょ?若いんだから』

と、A先生はこの時も連呼。それでもエコーで計測した時より数ミリ大きく出た事で、2センチというI期のラインは超えてしまっていました。


そして、ベラベラと数式を交えながら語り、

『はい!そしたらその数式でいくと切除するのは何センチでしょう!?そんなに難しくないですよ!』

などと楽しそうに質問してくる。

こちらは専門的な話や、今後の治療方針などに気を取られながらでそんな話に気持ちを裂く余裕はないのに…


ただ、CTの写真と結果を見せられ、少しずつ状況を受け入れ落ち着いて考えられるようになった私は、

「周りの皆も温存ができるならその方がいいと言うし、『CT』という大きな検査でも問題ないと言うならば、温存を考えても良いのかな…何よりあんなに明るく何度も勧めてくるんだから、温存でも問題ないという事なんだろう」

と、少しずつ温存へ気持ちが揺らぎ始めていました。


この日も大型連休を挟んだ為か、クリニックで出した詳細検査の結果はまだ来ていませんでした。