吉田口登山道/富士山三合目・三軒茶屋(中食堂)【撤去前の姿】
今年の8月、9月に富士山に馬返から五合目へと登る途中に何度も目にしたのですが、廃墟寸前の茶屋や山小屋が少しずつ撤去されている様でした。
登山道を通る度に作業員の方々の姿をよく見かけていました。
富士山の世界文化遺産登録へ向けての動きだと思っていたのですが、どうやら本格的に行政の方で登山道整備の一環で廃墟の撤去等の動きがあったとのこと。
今から思えば、よく見かけた作業員の方々は調査のために何度も訪れていたのでしょうね。
来年の夏山シーズンに入ってからでは遅すぎるので、今年の富士山が雪に完全に閉ざされる前に撤去作業を完了したかったのでしょうかね。^^;
来年の6月に世界文化遺産に登録されるか決まるので、確かに今年中に撤去作業は行っておいて正解だったのでしょう。
富士山の吉田口登山道沿いに残る茶屋や山小屋の廃屋の撤去を進めている富士吉田市は9日、3合目にある茶屋の撤去作業を終えた。予定していた7軒の撤去を完了した。 同市はふもとからの登山を推奨しており、富士山世界文化遺産登録に向け、登山者の安全と安心、快適性を確保するため撤去を決めた。登山道沿いの使われなくなった茶屋や山小屋7軒について、8月20日から所有者の同意を得て事前調査や解体・撤去作業に着手。県学術文化財課、同市歴史民俗博物館員や解体業者ら延べ441人を動員した。 この日、最後に撤去されたのは3合目(標高1840メートル)にあった茶屋。眺望に優れ、早朝に上吉田をたった富士講行者ら登山者が昼食を取ったことから「中食堂」とも呼ばれてきた場所にある。現場には屋根や壁に使われていたトタン板や柱などの廃材が残り、作業員がチェーンソーで長さ50センチ程度に切断。背負子(しょいこ)で登山道を下り、細尾野林道まで人力で運搬した。 同市は今後、登山道沿いに案内板やトイレを設置するなどの整備に向け、「史跡保存計画」を作っている県と協議に入る。冒頭の富士山三合目の廃墟・茶屋をも撤去されてしまったとのことですが、どのようになったのか見てみたくなります。
毎日新聞 2012年10月10日 地方版 『富士山:3合目の茶屋撤去 7軒全ての作業完了--富士吉田市 /山梨』より転載
できれば10月中にもう一度五合目まで登りながら、撤去されたところを確認してみたいなと思いますね。^^;
記事によれば、登山道沿いのトイレ設置について協議するとのことなので、これは良い方向に進めばよいと思います。
夏のシーズンでも中ノ茶屋、馬返と2.5合目にトイレが設置されるだけですので、もう少しトイレ整備が進めば吉田口登山道も一番下から登る人もかなり増えるのではないかと思います。
(できれば、通年で設置されると、尚良いとおもいますが・・・。^^;)
何れにしろ、吉田口登山道の整備が進み、活気が出てくることは嬉しいことです。
一方で、余りに人が多くなり過ぎて逆に良さが失われることも予想できますが、良くなる方向で期待して信じたいと思っています。
来年の夏山シーズンが楽しみになりました。^^;