NHKの番組で観たので、いい加減な説ではないようです。これまで腰痛の原因は椎間板ヘルニアというのが常識でしたが、そうではないというのです。僕もギックリ腰経験者なので、これは他人事ではありません。これまでの治療は一体何だったの?手術した人はどうなるの?何をすれば治るの?って事ですね。

 ヘルニア(飛び出した部分)はマクロファージが異物と判断して半年くらいで食べてしまうんだそうです。つまり手術してもしなくても大して変わらない・・・。痺れや麻痺、転びやすい、尿がでにくいとかの場合は手術が必要ですが、そうでなければ不必要というのです。

 そもそもヘルニアが原因というのは腰痛原因の5%くらいで、85%の原因は脳にあり、ある脳の部分の活動低下なんだそうです。それは即坐核と呼ばれる痛みの制御にかかわる所(オピオイドを分泌し痛み信号を小さくする機能をもっている)がストレスによってうまく働かなくなってしまうのが原因なんだそうです。病気に対する不安・仕事や家庭の問題、医療不信などの精神的ストレスが原因として多いそうです。病は気からと言いますがまさにそれですよね。

 番組では犬を飼って治ったという人の紹介がされていましたが、第二段として来年2月くらいに治す方法のデータを集めて放送をするようです。僕としては一日でも早く放送してくれるとありがたいです。



http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20111116.html