僕が幼稚園から小学一年生になる時の話です。その頃僕は(誰にも言いませんでしたが)担任の幼稚園の矢○先生が大好きでした。幼稚園と小学校は同じ敷地にあり卒園してもずっと先生とは会えるものと思っていました。ところが春休みのある時、先生が結婚して辞めるという話を聞いたのです。僕はいてもたってもいられず友達の園児と二人で歩いて20分のローカル線の駅まで走って行き、(本当は切符もいらない年齢なのに)ちゃんと切符を買い電車に乗りこみ終着駅を目指して出発です。目的の終着駅の少し手前で切符を無くしたのに気付き、1つ前の駅で駅員の目の届かない出口を見つけ二人で忍者のように脱出。先生の家は大体の場所しかわからず、二人で1時間くらいかかってやっと見つけました。玄関から中を見ると(確か土壁の崩れたところがあった)中に先生とご両親がいるのが確認できましたが、どうしても中に入れずそのまま二人で帰ってきました。帰りは切符をなくさないようにしっかりと握り締め電車に乗ってきたことだけは覚えていますが、あとは記憶が定かではありません。今思うと、それが僕の片思いの初恋であり初失恋だったのではないかと思います。幼稚園や保育園の先生をされている女性の方、もしかしたら園児の中に大人さながらの恋のまなざしで見つめている子がいるかもしれません。一寸の虫も五分の魂。ゆめゆめいい加減な対応はしないであげてくださいね。


煎茶’s ブログ SINCE  2007/09/20-電車