I.Eではない別のブラウザから投稿したら、何故か記事が消えてしまってい

たので改めて再投稿します。


 1月2日、岐阜県関市で日本刀の打ち初め式が行なわれました。いつ観て

も凄い迫力で、気持ちまで研ぎ澄まされます。

日本刀といえば古くは出雲地方の豊富な松炭を利用し砂鉄を溶かしケラとい

う塊を作りそこから玉鋼を取り出すという方法で刀身の材料としていたと聞き

ます。出雲から近い備前長船辺りでは有名な刀が多く産出したと記憶してい

ますが、それは距離が近く良質な材料を比較的安価に手に入れる事ができ

たからではないかと思われます。それに比べ、古刀で有名な鎌倉辺りでは運

賃が掛かるので高価な材料を仕入れられず粗悪品を仕入れてきて自ら再精

製したものを使い刀を打っていたのではないかと・・・。けれども鎌倉時代の古

刀の方がどうも出来が良いらしいのです。今となっては伝承が途絶え再現さ

えできないのですが、引き込まれるような渋い光沢はどのようにして作られて

いたのでしょうか? 


 人から聞いた話なのでどこまで本当か知りませんが、窮地に立ったとき何

か素晴らしい知恵が閃くのかもしれませんね。今の日本経済、株価急落で

実体経済にまで想像以上にダメージを与えられ、雇用体制は窮地に追い込

まれていますが、何か素晴らしい知恵か英断で更なる飛躍を遂げる機になる

ことを祈らずにはいられません。