億の借金を背負うとは、はたしてどういうことなのか。そして、どうすればそんな地獄から立ち上がることができるのか。
幸福の商社、不幸のデパート ~僕が3億円の借金地獄で見た景色~/水野 俊哉

¥1,365 おすすめ平均

私小説とビジネス書の要素を併せ持つ傑作
本当の幸せとは何かを感じてほしい発売されたばかりの本書。小説形式で、億の借金を抱えた経緯と心境が書かれていて、
かなり
スリリングなスピード感のある本でした。
◎目次より ======================================
・
人生の分岐点はどこにあるのか?・金を払う順序を間違うな
・成功すれば億万長者、失敗すれば敗残者
・転落はある日、突然はじまる
・セミリタイアにはいくら必要か?
・「仕出し屋」が揃えた女子大生軍団
・社長マニアの美女たち
・
世の殺人事件はほとんどが女か金に起因する・ギャンブルで100%勝てる方法
・
成功本の成功法則を全部やったらどうなるか?・過去を変えるたったひとつの方法
......など。
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著者の水野氏の事業が順調の時は、
あのライブドアから買収の話があったとの事ですよ。
ビジネス体験談×小説というと、
ホリエモンの『拝金』が話題になりましたが、
『拝金』を読んで面白いと感じた人や、文芸書好きの方にもお薦めの一冊です。
▼ ただ、『幸福の商社、不幸のデパート』は、小説といっても、ノンフィクション自伝という感じで、
読者に向かって、著者が話しかけてくる場面が多いのが特徴ですね。
具体的には…
『頑張っても頑張っても自分の人生がどうにもならなくなったとき、ひとりでどこかへ歩き出してみてはどうだろう。<中略>本当の答えはいつも君の心の中にある。(P106)』
『もしも倒産寸前の資金繰り状況になったら、銀行などに払うまとまった金額を一度ストップしてでも、数万円の小口債権をきれいにしておいたほうがいい。(P123)』
『もしも大きな借金や連帯保証などで苦境に陥ったら、おひとよしな感情は一切捨てて、これは生存のためのサバイバルだと腹をくくったほうがいい。(P131)』
『僕が何を言いたいのかというと、君がどんなに失敗しても、世の中にはもっともっと最低の失敗をした人たちがいっぱいいるってことだ。(P144)』
『いくら借金で苦しいからといって、金のことなんかで死ぬことはない。(P149)』など、特に、借金で困っている経営者に向けての、熱いメッセージが多いです。
▼ 現在、日本は自殺者が年間3万人。その中でも、中小企業の経営者で、お金に困って、死を選んでしまう人も多いと聞きます。そんな、借金を抱えている、中小企業の経営者の方には、本当に必読の内容です。
また、「寓話」や「法則」が多数紹介されており、普通のサラリーマンのように、借金とは無縁の方にも、
仕事や人生に役立つような内容になっています。
その辺りは、新刊ラジオでも取り上げられているので、ぜひ無料ポッドキャストを聞いてみてください。
http://www.sinkan.jp/radio/radio_1477.html
▼ 本の後半で、著者の水野さんは、「債務整理」の専門家である川原先生という方とともに、億単位の借金を清算して行くという展開なのですが…
先輩!お金の相談に乗ってください! ―再生の超プロが教えるリスク管理とリカバリーの方法/川原 愼一

¥1,470
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川原先生は実在の方で、著書も出されています。僕も読んでみましたが、「住宅ローンが払えなくなったら?」「金融機関との交渉」「破産」についてなど、知っておくとイザという時に役立つ知識が満載でした。
専門的な内容も多いですが、特に事業をやられている方は、こちらもお薦めです。
※ 『幸福の商社、不幸のデパート』は、10/31まで、お得なキャンペーン中との事ですので、要チェックですよ~。
