先日発売されたばかりの、 『清涼院流水の小説作法』読んでみました。

清涼院流水の小説作法/清涼院 流水

¥1,260
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はじめにに、「小説の書き方について考えて、考えて、考え抜いてきた自負があります。」
とあるように、


 優れた小説を書くには、どうすればいいのか?

 そもそも、素晴らしい小説とは、なんなのか?

 いい文章の定義は? どうすれば名文を書けるのか?

 人間を描くこととキャラクターを描くことの違いは?

 アイディアを枯渇させないためには、どうすればいいのか?

 執筆がスランプに陥った時の克服方法は?

 現代小説は今後、どのように変化していくのか?


など、幅広い記述があって、面白かったです。


【 Amazonより<本書のおもな内容> 】

◆ 小説家になる動機と方法 ◆「書く」という覚悟 ◆小説のテーマの見つけ方 ◆小説のジャンルの問題 ◆ジャンル越境の難しさ ◆小説のアイディアについて ◆小説の人物造形について ◆小説の書き方と文章について ◆いくつかの自作について ◆スランプについて ◆タイトルやペンネームについて ◆職業作家になるということ ◆読者について ◆小説の未来と今後のこと

著者デビュー15周年記念作品。


清涼院流水の小説作法




 「天才作家」たちの真の姿は、例外なく、「血のにじむような努力をし続けている作家」です。(P25)


  政治力も重要です。長期間に亘って小説界に君臨している名のある小説家は、ほとんどの場合において、政治力に優れた人たちです。(P47)


 フリーで職業作家をする難しさは処世術(出版社や編集者とのつきあい方)とは無縁でいられないことです。(P161)



現実的な言葉も並んでいるので、本気で作家を目指す方は必読の一冊かなと。「小説界もいろいろと大変そうな業界だな」と、読んでて思いました。やっぱり、どの業界も甘くないなぁと。




ちなみに、流水氏が選ぶ自作ベスト3に『成功学キャラ教授』も入っていたので、久しぶりに読み返したくなりました( ̄▽+ ̄*)

成功学キャラ教授 4000万円トクする話 (講談社BOX)/清涼院 流水

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