自己啓発本を読むのが悪い。
そんなことは言いません。
実際、僕自身もたくさん読みましたし、救われた本もあります。
でも、ある時から
読めば読むほど、人生が止まっていく感覚がありました。
もし今あなたが、
-
本は増えているのに、現実が変わらない
-
次の本を探してばかりいる
-
行動する前に、まず本を開いてしまう
なら、
それは「読むのをやめた方がいいタイミング」かもしれません。
誤解しないでほしいこと
最初に大事な前提です。
自己啓発本をやめる = 成長をやめる
ではありません。
むしろ逆で、
成長のフェーズが変わった
というサインであることが多い。
問題は「読書」ではなく、
読書に何を期待しているかです。
タイミング①
本を読むと「安心」してしまう時
自己啓発本を読んだあと、
-
やる気が出る
-
前向きになる
-
少し安心する
これは一見、良いことに見えます。
でも、もしその安心が、
「今日はもう何もしなくていいか」
に変わっているなら要注意。
本が、不安を消すための道具になっている可能性があります。
この状態では、
-
行動 → 不安
-
読書 → 安心
というループが完成します。
安心は得られるけど、
現実は1ミリも動きません。
タイミング②
行動する前に「まず本」を開いてしまう時
-
新しいことを始めたい
-
変わりたい
-
挑戦したい
そう思った瞬間、
こんな行動をしていませんか?
-
関連本を探す
-
レビューを読む
-
何冊か比較する
これは、
準備ではなく回避です。
もちろん、最低限の情報は必要です。
でも、行動の前に、
毎回“正解”を探している
なら、それは本に判断を委ねている状態です。
タイミング③
読んだ内容を「語れる」ようになった時
少し皮肉な話ですが、
-
名言を覚えている
-
それっぽいことを話せる
-
人にアドバイスできる
この状態は、かなり危険です。
なぜなら、
分かった気になっているから
理解と実践は、別物です。
語れるようになった時点で、
その本はもう「読むフェーズ」を終えています。
必要なのは、
同じ内容を現実で試す時間です。
タイミング④
本の内容が「どれも同じ」に見え始めた時
-
言ってることは分かる
-
どの本も似たようなことを書いている
-
新しい発見が少ない
これは、
あなたの理解力が上がった証拠です。
同時に、
インプット過多のサイン
でもあります。
この段階でさらに本を読むと、
-
新鮮味がなくなる
-
刺激を求めて過激な本を探す
-
行動より情報を優先する
という状態に入りがちです。
タイミング⑤
「次の本」を探している時間が長くなった時
自己啓発本をやめた方がいい最大のサイン。
それは、
本を読む時間より、
本を探す時間が長い時
-
Amazonを眺める
-
おすすめ動画を見る
-
ランキングをチェックする
この時間、
ほぼすべて「変わった気になる時間」です。
でも現実は、何も変わっていません。
じゃあ、やめたあと何をすればいいのか
ここが一番大事です。
「読むのをやめる」とは、
何もしないことではありません。
やることは、たった3つ。
① 今読んでいる本を1冊だけ残す
-
新しい本は買わない
-
積読は無視する
-
1冊だけ選ぶ
そして、その本から
1つだけ試す。
② 行動のサイズを異常に小さくする
-
成果を出さなくていい
-
継続しなくていい
-
失敗していい
目的は、
「動いた」という事実を作ること
③ うまくいかなかった理由を1行で書く
感情は処理しません。
-
なぜできなかったか
-
どこで止まったか
これを、1行。
それだけで、
次の行動が一段階ラクになります。
自己啓発本は「やめどき」を知っている人が使いこなす
自己啓発本は、
人生を変える魔法の道具ではありません。
でも、
-
使うタイミング
-
距離感
-
目的
を間違えなければ、
ちゃんと役に立ちます。
読むのをやめた方がいいタイミングは、
あなたがダメだからではなく、
もう次のフェーズに来ているサイン
です。
最後に
次に本を開く前に、
一度だけ立ち止まって、
こう自分に聞いてみてください。
「この本で、今日なにを変える?」
それに答えられないなら、
今日は読まなくていい。
その判断ができた時、
自己啓発本は
もう無駄になりません。