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もう少し分かってから
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ちゃんと理解してから
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失敗しない方法が見えてから
そう思って、行動を先延ばしにしていませんか?
もしあなたが
「理解できていないから動けない」
と思っているなら、先に結論を言います。
行動できない原因は、
理解不足ではありません。
むしろその逆で、
「完璧に理解しようとする姿勢」そのものが、
行動を止めています。
なぜ「完璧な理解」を求めてしまうのか
まず前提として、
行動できない人は、
怠け者でも意志が弱い人でもありません。
多くの場合、
とても真面目で、失敗を避けたい人です。
だからこそ、
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中途半端が怖い
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間違ったまま動きたくない
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無駄な失敗をしたくない
そう考えて、
「完璧な理解」を求めてしまいます。
理由①
理解=安全だと思っている
行動には、必ずリスクがあります。
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失敗するかもしれない
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恥をかくかもしれない
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思った結果にならないかもしれない
一方で、理解することは安全です。
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誰にも見られない
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失敗しない
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評価されない
だから脳は、こう判断します。
「理解を深めている間は、自分は守られている」
これは逃げではなく、自然な防衛反応です。
理由②
「間違えた自分」を見たくない
完璧な理解を求める背景には、
こんな本音があります。
「失敗して、ダメな自分だと証明されたくない」
行動すると、結果が出ます。
結果が出るということは、
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できた
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できなかった
どちらかが、はっきりします。
理解の段階にいれば、
自分の実力は確定しません。
この「宙ぶらりん」が、
一番安心できる状態です。
理由③
自己啓発本やノウハウが助長する
自己啓発本やHowToは、
たいていこう書かれています。
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正しい方法
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失敗しない手順
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最短ルート
これを読むほど、
「まだ知らないことがある」
「まだ足りない」
という感覚が強くなります。
結果、
理解が“準備”ではなく“足かせ”になります。
完璧な理解は、いつ完成するのか
ここで冷静に考えてみてください。
行動する前に、
完璧に理解できた経験はありますか?
ほとんどの人は、ありません。
なぜなら、
理解は、行動した後にしか完成しないから
やってみて初めて、
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ここが難しい
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これは不要
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自分には合わない
が分かります。
つまり、
行動しない限り、
理解は永遠に未完成
です。
行動できる人は、理解の基準が違う
行動できる人は、
こう考えています。
「理解できたら動く」
ではなく
「動きながら理解する」
彼らは、
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60%理解できたらOK
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間違えたら直す
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失敗はデータ
という基準で動いています。
完璧を目指していないから、
止まらない。
抜け出すための具体策①
理解のゴールを下げる
まず、これを決めてください。
「60%分かったら動く」
70%でもいい。
とにかく100%は禁止です。
これは甘えではありません。
行動前の理解に、
100%は存在しない
という事実を、
ルールにするだけです。
抜け出すための具体策②
「失敗前提」で動く
行動前に、こう決めます。
「これは失敗する実験」
成功しなくていい。
うまくいかなくていい。
目的は、
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勝つこと
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成果を出すこと
ではなく、
情報を取りに行くこと
になります。
抜け出すための具体策③
行動を“理解確認”にする
行動を、
テストだと思ってください。
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やってみる
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反応を見る
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分からなかった点を知る
これが、
本当の理解です。
最後に:完璧に理解しなくていい
もし今、
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もっと勉強しなきゃ
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まだ準備が足りない
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自分には早い
そう思って止まっているなら、
それは慎重さではなく、
「自分を守るための理解」
かもしれません。
守る必要はありません。
壊す必要もありません。
未完成のまま、
一歩出てみる
それだけで、
理解は勝手に追いついてきます。