教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。
引用元:文部科学省
ね、面白いでしょう。(あれ、共感得られてますか?)
今後、日本がアクティブラーニングを取り入れる背景は、これまでの過保護すぎる育児や一方的な受動型教育の見直しのためです。
アメリカは生徒を放任しすぎたから取組み、日本は過保護すぎたから取り組む…真逆やなぁって。これは価値観や文化の大きな違いやね。おもしろい
・小学5、6年の英語を教科化し3、4年に外国語活動を前倒し
・小学校プログラミング教育を必修化
・全教科で「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業改善※を図る(※文部省がアクティブラーニングというワードを削除しこの表現に変えているんですね)
・読解力を育成するため小中の国語で語彙指導などを拡充
・主権者教育、防災教育など現代的課題への対応も重視
この内容で行くと
まず外国語学習のために、これまでの授業数より1コマ増やさないと対応はできないと(教師の弟は言ってました)。だから、授業編成の見直しをしなくてはいけません。
外国語、特に英語は前々から取り組まれていますね。私が中学生の時だから10数年前か…既に母(小学校教員)は英語授業のカリキュラム準備を夜な夜なしていて、私もたまに手伝ったりしたので将来は、英語学習は当たり前で、もうひと言語加わったりするのかな。
また、評価の仕方も変わってくるでしょう。※通知表とか
アクティブラーニング導入に則した学習評価を行うためには、通常のペーパーテストの点数では能力の度合いは測れませんから、知識やスキルの使い方、論述やレポートの作成、発表、グループ活動、作品制作といった様々な活動を評価することが必要になるのではないかなと。
すなわち、「パフォーマンス評価」ってやつです。
私がちょうど大学3・4年の就括時期はこれが面接で流行りました。
あ、そうそう。
大学のセンター試験もマーク式から記述を増やす方向に変わってくんですよね!!これはね、日本全体の教育方針が今どんどん大きく変わってるって分かりますね。
変革に伴い課題も沢山あります。
これから教員になる人達はともかく
今、現場にいる現役の教師の皆様はこれから多くの苦労がのしかかる事が目に見えている(まさに、先僕のドラマでありました。)
アクティブラーニングについてまず、教員が学ぶ時間が必要だからです。
もう1点言うと、知識面の学習は疎かにならないのかという懸念です。どれほどの効果がアクティブラーニング有るか正直未知数ですけども、もしかしたら家庭学習での知識面の学習時間のフォローが必須になってくるかもしれないなぁなんて思っています(※ただ、我が家もそうですが現代は塾に通う子が多いのでその点は問題ないのか?でも塾に行かない子もいるから、その辺は学校の授業編成の仕方によるのかな)
あ、長くなったのでこの辺で(笑)
今後の日本の未来を左右するのは子供たちの力にかかってますから、もっと日本は“子供を育てる事”を大切にしなくてはね。