AG03とエレクトーン・ピアノ・iPhoneを接続して実験してみました。
オーディオインターフェースを介するとiPhoneのビデオ録画でそのままライン録音されるのでとても便利です。
3chあるのでいろいろな使い方が出来ますが、今回はピアノをマイクで拾ってエレクトーンの音とどんな感じに混ざり合うかを比較しました。
1.マイク選び
ダイナミックマイク(SHURESM57)とコンデンサーマイク(単一指向性の安物)
マイクの違いは何となくわかってはいたものの、ちゃんと音に撮って比べてみると差は明らかでした。
今回はコンデンサーマイクを使用することに。
コロナで在宅勤務になったときに主人が会議用に?買ったらしいのですが、安物で雑音がするから中のチップを秋葉原のショップで280円で取り寄せて交換した、と言ってました(笑)
モノは言えないくらい安いです(中国製)
でも音は良し。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201027/10/senamusic2003/7d/77/j/o1080108014841345548.jpg?caw=800)
2.バランス設定の比較
PEAKが🔴点滅していないかチェックできるように実験中はカメラをAG03に向けて撮りました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201027/10/senamusic2003/f3/d3/j/o0596074814841345552.jpg?caw=800)
ピアノがメインかどうか、曲調やエレクトーンのデータにもよるので万能なセットというのは一つには決められませんが、基本的な音量やバランスの取り方はだいぶ感覚が掴めました。
セッティングやデータを変えたり、途中何度も雑用が入って中断しながらで、撮り終えるのに丸一日かかりました![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
3.生ピアノを電子ピアノに変えて完全ライン録音
せっかく電子ピアノもあるので、完全ライン録音も試してみました。
機種はCLP-675
音色は今回YAMAHAコンサートグランドのCFXを使用。
何しろセッティングが楽チン![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
例えばピアノコンチェルトのような場合、エレクトーンにあわせてピアノのリバーブを調整することが可能です。(音色を変えることも出来る)
ただ、見映え的には劣るかな〜
せっかくグランドを置いているから動画に撮るならグランドピアノかな〜という感じです。
私自身はライン録音でクリアに撮るのも、空気感を優先してライン録音しないのも、どちらも良いと思っています。
ただ、AG03でそれぞれのボリュームは調整できても、実際教室内で出ている生ピアノの音量だけは調整出来ません。ライン録音しない場合はエレクトーンはそれなりの音量が必要です。
教室は防音性の高いペアガラスなのと、交通量がある時間帯ならご近所の家の中まで音が届くという心配はないのですが、
防音ドアではないので、ピアノの音は家の中では常に響きわたっており…
先日この実験を一日中した夜、息子に
「その曲もう聴きたくない、明日の模試で頭の中を回ったら母さんのせいだからね」
と怒られてしまいました![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
家族への配慮か… 受験も近いしな…
これは今に始まったことではありませんが。
ウチの子たちは生徒の練習曲をどれもよく覚えています。弾いたことがなくても弾ける自信があるほど(笑)
ピアノの先生の子供あるあるですかね。
次は防音ドアかーーーー