先日の事、朝焼けの中鯛釣りに出かけ機関停止で流し釣りの最中海面を漂う油、
走行中にビルジポンプを作動させて機関室の排水をすると船の外側に油分がつき、油が少し見えるのはよくあること。
ビルジポンプとはスイッチを押すと水圧センサーが働き水が無くなれば自動停止する仕組み。
一流しして期間始動後に潮上に船を走らせる。
機関停止前にもう一度ビルジポンプを使うと
今度はまだ大量の油が海面に浮かぶ
何かおかしいなと気づき、気機関室を覗いて見るとマリンギアオイルの油圧パイプから油がポトポト漏れているこれはまずいと気づきとりあえず機関停止
修理屋さんに連絡してオイルレベルゲージがゼロなので対応策を聞く。
とりあえず予備のエンジンオイルを入れても問題ないと教えてもらい
走れる所までと思っても
あまりにも漏れる量が多いので諦めて僚船に電話。
生まれて初めての曳航されて港へ戻る失態を犯す。
母港の入り口は狭くて曳航したままはかなり厳しいので灯台の外で放免してもらい自力で帰港
問題箇所は経年劣化による腐食でパイプにクラックが入った模様
^_^
翌日問題の箇所の修理をして事なきをえましたが
板子一枚下は地獄
とはよく言った物でこれが荒天なら漂流転覆の
憂き目に会うことも
船齢も古く人間と船の寿命比べ
始業前点検は大切です。