あなたの背中にニキビを防ぐために気をつけたい3つのこと! | 背中ニキビの原因と対策研究室

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背中ニキビは出来てしまってもなかなか自分では気づきにくいですが、背中の空いたドレスや水着を着るとものすごく目立ってしまいます。
そんな背中ニキビの原因、治し方、ニキビ跡を目立たなくさせる方法などを調べるブログです。

背中にニキビができる要因

背中にできるニキビと顔にできるニキビはどのように違うのでしょうか。

顔にはあまりニキビができないけれども背中にはニキビができるという方もいらっしゃると思います。

顔のニキビの場合は様々な要因で皮脂が過剰に分泌されることが主な原因となりがちですが、背中ニキビの場合は顔のニキビよりも外的要因からニキビができることが多いようです。

 

背中ニキビができてしまう主な外的要因として3つあります。

 

背中ニキビができる外的要因

要因1 寝汗

あなたが寝ている時、一晩にコップ一杯分(200cc)くらいの寝汗をかくそうです。

この寝汗はあなたの健康状態でも様子が違ってきて、健康な時がサラサラとした質の汗になりますが、体調が悪い時は嫌な汗となってしまいます。

 

この嫌な汗ですが、ストレス、生活習慣病、またはその他の病気が原因となることがあるそうですので、この嫌な汗を多量にかく場合は体調に異変があると思って注意した方が良いようです。

 

さて、寝汗ですが、寝ているときの姿勢が仰向になっていると背中に汗をかきやすくなってしまって背中ニキビの要因になってしまうことがあります。

 

また、寝汗は体調の他、寝具によっても変わってきます。

 

特に冬場は、寝るときは寒いため、湯船に浸かって身体を温めてから布団に入ることも多くなります。

また、冬場は布団、毛布などをしっかり着込むため、かいた寝汗が外に放出されず、結果、下着などが寝汗を多くかいた時のように湿ってしまうといったことになってしまいます。

 

このため、冬場に限らず、夏場もですが、吸湿性があるものや、除湿性のあるものを用意すると寝汗も蒸発しやすく寝汗による背中ニキビを軽減することができます。

 

要因2 洗濯洗剤、柔軟剤

洋服やシーツなど清潔に保つために洗濯をしますが、そこに背中ニキビの要因が潜んでいます。

 

洗濯洗剤は汚れをしっかり落とすために合成界面活性剤と呼ばれる石油系成分が使われています。

これはたんぱく質を溶かしてしまう作用があり、しっかりすすいでも衣服に残ってしまうことがあります。

衣服に少しでも洗剤の成分が残ってしまうと、特に触れる面積の多い背中では残留した洗剤が肌の角質を溶かしてしまう科学的な刺激、衣服と背中がこすれてしまう物理的な刺激と乾燥により背中の肌を痛めてしまいます。

 

これが背中にニキビができてしまう要因となることがあります。

 

しかし、洗剤よりもさらに怖いのが柔軟剤なのです。

 

洗剤は洗い流す前提ですすぎますが、柔軟剤は最後の仕上げに衣服に柔軟剤の成分で膜を作ります。これが衣服の肌触りの良さや、香りを出しているのですが、この成分にも合成界面活性剤が使われています。

 

そのため、洗剤よりも柔軟剤のほうがより肌へあたえるダメージが大きいかもしれません。

 

背中ニキビが急に増えてきたと思ったときは洗剤や柔軟剤の銘柄をこれまで使っていた物から変えていないか確認してみることも良いかもしれません。

 

要因3 ボディーソープやシャンプーの洗い残し

お風呂で髪や身体を洗うときに背中は見えませんし、手もしっかり届きにくいのでボディーソープや髪を洗ったときのシャンプーが背中からしっかり洗い落とせていなくて、それが原因で背中ニキビができてしまうことがあります。

 

背中ニキビの改善方法

背中ニキビの外的要因には、「寝汗」、「洗濯洗剤・柔軟剤」、「ボディーソープやシャンプーの洗い残し」といった3つの要因が考えられます。

その対策方法として、実際やれそうなことはどのようなことでしょうか。

 

寝汗

朝起きたら肌着を着替える、寝具を吸湿性、除湿性があるものにする。

夏場はエアコンや扇風機で寝汗を不必要にかかないように快適な気温で眠る。

 

洗濯洗剤・柔軟剤

急に背中ニキビが増えてきた時は洗濯洗剤、柔軟剤の銘柄を変えてないか確認する。

洗濯洗剤はせっけん洗剤に変えてみる。

 

このせっけん洗剤は衣服への残留が洗濯洗剤よりも少なく、肌への負担も少ないというメリットがあります。

安全性が高く、皮脂や油汚れもしっかり落としてくれるせっけん洗剤ですが、デメリットもあります。

せっけん洗剤のデメリットは、衣服にせっけんカスがついたままにいておくと黄ばみの原因となること、洗濯機の洗濯槽にせっけんカスが付着することです。

しかし、このデメリットも洗濯物をしっかりすすぐこと、洗濯槽クリーナーで定期的にせっけんカスを除去することでコントロールすることができます。

 

柔軟剤についても実は、クエン酸で代用することができます。

せっけん洗剤を使うと、比較的、やわかく仕上がりますが、さらに、クエン酸を使うことでさらにやわらかく仕上がります。

 

使い方は、40~50Lに対して小さじ1杯くらいです。

これで洗濯した時にアルカリ性の洗剤で衣服の繊維が固まるのをクエン酸により酸性となってほぐしてくれます。

注意点といしてはクエン酸を入れすぎると、洗濯槽が酸によって錆びてしまうので、十分注意してください。

 

ボディーソープ・シャンプーの洗い残し

これはしっかり身体や髪を洗ったあとは、十分に洗い流してください。また、身体を洗った後に髪を洗うと、流れたシャンプーが背中に残ってしまうことがあるので、髪を洗ったあとに身体を洗うようにすれば、防ぐことができます。

 

まとめ

外的要因は少しの工夫で取り除くことができ、多少、費用がかかったとしても背中ニキビの治療にかかる時間と費用を考えた時にはかえって安くつくと思います。

 

また、洗剤や柔軟剤にしても衣類全てをせっけん洗剤やクエン酸に換えることが難しい時は下着など、肌に直接触れるものだけで試してみるなども一つの方法です。

 

背中ニキビのケアは生活習慣をちょっと変えるだけでできることもたくさんあります。