背中ニキビの原因と対策研究室

背中ニキビの原因と対策研究室

背中ニキビは出来てしまってもなかなか自分では気づきにくいですが、背中の空いたドレスや水着を着るとものすごく目立ってしまいます。
そんな背中ニキビの原因、治し方、ニキビ跡を目立たなくさせる方法などを調べるブログです。

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乾燥肌か?脂性肌か?あなたの肌質は?

 

肌質は人によって違うってことは常識ですよね。

ということは、だれかの口コミで

「これを使うと、お肌がツルツルになるんだって!」

なんて聞いても、それに跳びついちゃう事はあまり意味がないってことですよね。

 

肌がカサカサに乾燥している人とニキビができている人が同じ化粧品を使って「ツルツルお肌」になるなんて事があるでしょうか。

 

あなたじゃない誰かにはよく合っていても、あなたにも合っているかなんで

口コミを聞いただけではわからないですよね。

 

スキンケアは肌質を知ることから始まります。

自分の肌質を知ってこその美肌です。

 

毎日、丁寧にお手入れしていても、どうにもメイクのノリが悪い、トラブルが多いなんて人は自分の肌質を知らず、誤った方法でお手入れしているかもしれません。

 

皮脂の分泌が少なくてカサカサなりがちな肌を「乾燥肌(ドライスキン)」、皮脂の分泌が多くて脂っぽい肌を「脂性肌(オイリースキン)って呼びます。

 

ドライか、オイリーかそれが問題なんですが、これが大きな問題なんです。

 

乾燥肌か?脂性肌か? いえいえ、混合肌です。

 

実は、あなたを含めて、ほとんどみんな混合肌なんです。

自分の顔をさわってみると、顔全体が乾燥しているとか、脂っぽいとかそういうことは無いはず。

この部分は乾燥しているけど、こっちの部分は脂っぽいなんてことになっています。

 

実はほとんどの人が、ドライな部分とオイリーな部分が混在する「混合肌」なんです。

 

でも、大抵の人が自分は乾燥肌または脂性肌だと思い込んでいます。

どうやら、自分が一番気になる部分を基準として肌質を思い込んでしまう傾向にあるようです。

そして、顔中、同じようにケアしてしまいトラブルの原因となってしまっているのです。

 

肌タイプはゾーンごとにチェックして!

肌の状態を自分でチェックしてみると、鼻の頭や額がテカっているとか、ほおがカサついているといったことがわかると思います。

 

テカリやカサつきは皮脂の分泌量が顔の部分で違うことからくるものです。

 

大抵、Tゾーンと言われる額から鼻すじにかけての部分は皮脂の分泌量が多く、ほおや目の周りは分泌量が少なくなっています。

 

また、Tゾーンのなかでも部分によって皮脂の量が違うのです。

 

Tゾーンがテカっていてもほおはカサつく

自分の肌質をしるためには顔の部分ごとに状態が違うことを分かったうえで、よく見極めることが大事です。

 

例えば、Tゾーンが皮脂でテカっていても目の周りがカサついているなんてことも。

 

このように顔を部分ごとにチェックして、くすみや黒ずみ、シワ、むくみ、ハリが無いなどの状況を確認します。

 

きれいな肌を手に入れるためにはこのように顔の部分毎の状態を見極めて、適切なケアを行う必要があります。

 

ゾーン別にチェックする際のポイントについて

あなたの肌の状態を確認するためには顔を6つのパーツに分けて、それぞれのゾーンごとに確認していきます。

Tゾーン

顔の中でも額と鼻は皮脂の分泌が盛んです。ニキビもできやすくなっています。

脂っぽくなっているか、鼻の毛穴が目立っていないかの確認をしてください。

小鼻に皮脂が溜まっていないかも忘れずに!

こめかみ

見落としがちですが、乾燥してカサついていないか、皮脂で脂っぽくなっていないか確認してください。

アイゾーン

顔の中で最も皮膚が薄くて、皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすい部分です。

シワ、ハリがあるかどうか、カサつきやむくみが無いかなど確認してください。

ほお

皮脂が少なく、汗もかきにくい場所で、乾燥しがち。

カサついていないか、ハリがあるか、くすみが無いかなんてことを確認してください。

口まわり

皮脂の分泌が少ない場所。唇が乾燥してカサカサなっていないか、口元も乾燥してカサついていないかを確認してください。

あご

皮脂の分泌が意外に多い場所。20代以降の大人ニキビもこのあたりに出来やすいです。脂っぽくなっていなか確認してください。

 

 

 

 

背中ニキビは自分では見えないですが、タンクトップやちょっと背中が空いた服を着ていると目立ってしまって、他人からは意外と気づかれやすいものです。

そんな背中ニキビの予防方法について考えます。

 

背中ニキビの予防にとって大切なことはいくつかありますが、お風呂での注意事項はとても大事な事です。

メイク落としや洗顔については、とても丁寧に気をつけてやっていますという人でも、意外に身体を洗うときには雑になっているかもしれません。

あなたは、身体を洗うときにはどのような点に注意しているでしょうか。あまり気にしていないという人も多いと思います。

 

入浴方法を少し変えるだけで、劇的に背中ニキビが無くなってしまったなんてこともあるかもしれません。

 

シャンプー、リンスは背中ニキビの原因です。

髪を洗うときにシャンプーやリンスを使わないという方は少数派だと思います。

もともと、背中は皮脂の分泌が盛んな部分で、毛穴に皮脂など汚れが溜まり易すくなっています。

入浴して身体が温まってくると毛穴が開いてきますので、本来は、そこで毛穴に詰まった皮脂などの汚れをきれいに洗い流すのですが、ここにシャンプーやリンスの洗い残しが残ってしまうと大問題です。

 

シャンプーやリンスを行って髪を洗い流したときにシャンプーやリンスがすすいだお湯と一緒に背中にかかってしまいます。このとき、開いた毛穴にシャンプーやリンスが入り込んでしまいます。

このシャンプーやリンスは一般に界面活性剤が含まれていて、毛穴に入り込んで長く残ってしまうと、肌に刺激を与えてしまいます。

この刺激が、背中にニキビを作る原因となってしまうのです。

せっかく、きれいにするためにお風呂に入るのに、かえって背中ニキビを作る原因にもなっているのです。

 

背中ニキビを予防する正しい入浴方法

入浴する時に背中ニキビを予防するためにやっておきたいことが2つあります。

 

1つ目はシャンプーやリンスを行ったときの髪の洗い流し方です。

髪をシャワーで洗い流すとき、頭を立った状態にして、髪も普通に垂らした(長い方は特に、後ろに垂らした)状態になっていませんか。

 

これをやめて、頭を前に倒し、顔を下に向けて垂らした髪が背中にかからないようにします。

このような状態で髪を洗い流せば、シャンプーの泡やリンスの付いた髪が背中に触れることを防ぎ、背中の毛穴にシャンプーやリンスが入り込みにくくなります。

 

2つ目は髪を洗ったあとに身体を洗うようにします。

これは、家の掃除もそうですが、高い位置から低い位置の順番に洗います。そうすることによって髪を洗い流したときに顔や身体に付いたシャンプー、リンスを身体を洗うことによってきれいに取り除くことができます。

 

背中ニキビを予防するための最後の仕上げ

お風呂できれいさっぱり身体を洗ったあとは最後の仕上げです。

それは洗顔後に行うように化粧水でケアしましょう。この化粧水はニキビ用や、ビタミンC誘導体が含まれたものがお勧めです。

 

背中は顔に比べて面積がひろく、手も届きにくいので、安い化粧水をビタビタ、たくさん浸けることをお勧めします。

 

まとめ

背中ニキビの予防のために入浴について気を付けたい点は2つです。

1つ、頭を倒し、顔をしたに向け、髪についたシャンプーやリンスが身体に付かないよう洗髪する。

2つ、髪を洗った後に身体を洗い、背中に付いたシャンプーやリンスをしっかり洗い流す。

 

入浴後は、背中にも化粧水をたっぷりつける。

 

以上、是非、試してみてください。

 

 

 

背中にニキビができる要因

背中にできるニキビと顔にできるニキビはどのように違うのでしょうか。

顔にはあまりニキビができないけれども背中にはニキビができるという方もいらっしゃると思います。

顔のニキビの場合は様々な要因で皮脂が過剰に分泌されることが主な原因となりがちですが、背中ニキビの場合は顔のニキビよりも外的要因からニキビができることが多いようです。

 

背中ニキビができてしまう主な外的要因として3つあります。

 

背中ニキビができる外的要因

要因1 寝汗

あなたが寝ている時、一晩にコップ一杯分(200cc)くらいの寝汗をかくそうです。

この寝汗はあなたの健康状態でも様子が違ってきて、健康な時がサラサラとした質の汗になりますが、体調が悪い時は嫌な汗となってしまいます。

 

この嫌な汗ですが、ストレス、生活習慣病、またはその他の病気が原因となることがあるそうですので、この嫌な汗を多量にかく場合は体調に異変があると思って注意した方が良いようです。

 

さて、寝汗ですが、寝ているときの姿勢が仰向になっていると背中に汗をかきやすくなってしまって背中ニキビの要因になってしまうことがあります。

 

また、寝汗は体調の他、寝具によっても変わってきます。

 

特に冬場は、寝るときは寒いため、湯船に浸かって身体を温めてから布団に入ることも多くなります。

また、冬場は布団、毛布などをしっかり着込むため、かいた寝汗が外に放出されず、結果、下着などが寝汗を多くかいた時のように湿ってしまうといったことになってしまいます。

 

このため、冬場に限らず、夏場もですが、吸湿性があるものや、除湿性のあるものを用意すると寝汗も蒸発しやすく寝汗による背中ニキビを軽減することができます。

 

要因2 洗濯洗剤、柔軟剤

洋服やシーツなど清潔に保つために洗濯をしますが、そこに背中ニキビの要因が潜んでいます。

 

洗濯洗剤は汚れをしっかり落とすために合成界面活性剤と呼ばれる石油系成分が使われています。

これはたんぱく質を溶かしてしまう作用があり、しっかりすすいでも衣服に残ってしまうことがあります。

衣服に少しでも洗剤の成分が残ってしまうと、特に触れる面積の多い背中では残留した洗剤が肌の角質を溶かしてしまう科学的な刺激、衣服と背中がこすれてしまう物理的な刺激と乾燥により背中の肌を痛めてしまいます。

 

これが背中にニキビができてしまう要因となることがあります。

 

しかし、洗剤よりもさらに怖いのが柔軟剤なのです。

 

洗剤は洗い流す前提ですすぎますが、柔軟剤は最後の仕上げに衣服に柔軟剤の成分で膜を作ります。これが衣服の肌触りの良さや、香りを出しているのですが、この成分にも合成界面活性剤が使われています。

 

そのため、洗剤よりも柔軟剤のほうがより肌へあたえるダメージが大きいかもしれません。

 

背中ニキビが急に増えてきたと思ったときは洗剤や柔軟剤の銘柄をこれまで使っていた物から変えていないか確認してみることも良いかもしれません。

 

要因3 ボディーソープやシャンプーの洗い残し

お風呂で髪や身体を洗うときに背中は見えませんし、手もしっかり届きにくいのでボディーソープや髪を洗ったときのシャンプーが背中からしっかり洗い落とせていなくて、それが原因で背中ニキビができてしまうことがあります。

 

背中ニキビの改善方法

背中ニキビの外的要因には、「寝汗」、「洗濯洗剤・柔軟剤」、「ボディーソープやシャンプーの洗い残し」といった3つの要因が考えられます。

その対策方法として、実際やれそうなことはどのようなことでしょうか。

 

寝汗

朝起きたら肌着を着替える、寝具を吸湿性、除湿性があるものにする。

夏場はエアコンや扇風機で寝汗を不必要にかかないように快適な気温で眠る。

 

洗濯洗剤・柔軟剤

急に背中ニキビが増えてきた時は洗濯洗剤、柔軟剤の銘柄を変えてないか確認する。

洗濯洗剤はせっけん洗剤に変えてみる。

 

このせっけん洗剤は衣服への残留が洗濯洗剤よりも少なく、肌への負担も少ないというメリットがあります。

安全性が高く、皮脂や油汚れもしっかり落としてくれるせっけん洗剤ですが、デメリットもあります。

せっけん洗剤のデメリットは、衣服にせっけんカスがついたままにいておくと黄ばみの原因となること、洗濯機の洗濯槽にせっけんカスが付着することです。

しかし、このデメリットも洗濯物をしっかりすすぐこと、洗濯槽クリーナーで定期的にせっけんカスを除去することでコントロールすることができます。

 

柔軟剤についても実は、クエン酸で代用することができます。

せっけん洗剤を使うと、比較的、やわかく仕上がりますが、さらに、クエン酸を使うことでさらにやわらかく仕上がります。

 

使い方は、40~50Lに対して小さじ1杯くらいです。

これで洗濯した時にアルカリ性の洗剤で衣服の繊維が固まるのをクエン酸により酸性となってほぐしてくれます。

注意点といしてはクエン酸を入れすぎると、洗濯槽が酸によって錆びてしまうので、十分注意してください。

 

ボディーソープ・シャンプーの洗い残し

これはしっかり身体や髪を洗ったあとは、十分に洗い流してください。また、身体を洗った後に髪を洗うと、流れたシャンプーが背中に残ってしまうことがあるので、髪を洗ったあとに身体を洗うようにすれば、防ぐことができます。

 

まとめ

外的要因は少しの工夫で取り除くことができ、多少、費用がかかったとしても背中ニキビの治療にかかる時間と費用を考えた時にはかえって安くつくと思います。

 

また、洗剤や柔軟剤にしても衣類全てをせっけん洗剤やクエン酸に換えることが難しい時は下着など、肌に直接触れるものだけで試してみるなども一つの方法です。

 

背中ニキビのケアは生活習慣をちょっと変えるだけでできることもたくさんあります。