前回の続きです


ぼーっとしている私に


私達は息子さんを

卒業させたくなくて

来てもらったのではありません

何とか卒業してもらいたい

そう思っています

その為にはお母さんにも

協力をお願いします


それから

かなり厳しいという

5つの課題といくつかの約束を言われ

これを期限内に全てクリアする事で

卒業制作の点を頂ける事になりました


とにかく頭を下げ続け

本当に申し訳けなかったと2人で

謝り倒し…


正直あんまり覚えていないんです

本当にただひたすら

ショックだった

それだけ


でも息子を怒る気にはならなかったです

帰り道

大学が嫌なら辞めてもいい

仕事はなんだってある

それより

心は大丈夫なのか

いつもと違う感じはしないか

お願いだから

無理だけはしないでほしい

そんな話しをしました


とにかく

心が壊れるのが一番怖かった


娘がひきこもって

家族も動揺しました

長引くひきこもりの生活は

想像以上に私達を苦しめました


そのうち

娘が統合失調症だと分かって

妄想対象が息子になり

私達は離れて暮らす事を決めました


とにかく

娘に息子を近づけない

連絡も娘には分からないように

家にくる時は

誰もいない時にこっそりきて

気配を消して帰るように


息子は黙って言われた通りに

しました


あの何年か私は

息子を徹底的にいない者として

暮らす方法を選んだんです

それしか分からなかった

娘の再発を怖がり何が何でも悪化させない

それしか考えられなかった私は

結果的に息子を

排除する方法を選んでしまったんです


大学の荒れた生活全部が

そのせいだとは思わないけど

関係がないとも思えない


娘が病気になってからもうすぐ丸5年

色々後悔はあるけど

大抵の事は仕方なかったと少しずつ

思う事が出来るようになりました


だけど

息子をいない事して暮らした何年かは

今だに

思いだすと苦しくなります

あの頃はもっともっと苦しかったけど



大学は

厳しいと言われた

課題をクリアして無事卒業

とはいかなくて泣き笑い

課題はクリアしたんですが

そもそも単位が足りなかった…

これだけは国の決まり事でどうしようも

ないそうで

もう半年留年

学費は息子です


でもあきらめていた

内定の決まっていた就職先が

半年入社を待ってくれて

こちらは無事秋に入社する事ができました飛び出すハート

ここからが

本気の一人暮らし本気の自立でしたニコニコ



今日急に息子が帰ってきたんです

明日友達と会うから

こっちに泊まるそうです


お土産にわらび餅と生クリームたっぷりの

ケーキ屋さんのシュークリムを

持ってきてくれて

美味しかったラブラブ


良い事があったんだ!

そう言って珍しく色々話していました


俺はツイてるんだよ

何かさ全部上手くいくんだよ


こんな話しを聞けるのが一番幸せ

可愛いよニコニコ



今も色々あるけど

あの頃を思えば本当かすり傷みたいな

もんだ


明日も頑張ろうっとニコニコ



最後までお読み頂き

ありがとうございます音譜