今年5作品目
歴史を語り継ぐ度→★★☆
私がアウシュヴィッツのことを知ったのは
アンネの日記だった。
それから
映画 シンドラーのリストで
初めて人間の本当の怖さを知った。
戦争もアウシュヴィッツも全て作り物ではなく
実話だと言う真実に
この世は地獄なんだと悟った。
人間が鬼や悪魔になった歴史を知ることによって
思春期の子供たちは
流されて生きることの危険性に気がつく
みんながしてるから
みんなに言われたから
多数派の意見に流されていると
自分というものがなくなり
そのうち いいことも悪いことも分からなくなる。
アウシュヴィッツで亡くなった人は
普通に学校生活を送りたかったと
普通に恋愛して
普通に生活したかっただろうと考えてしまう。
そして
今の自分がどれだけ恵まれているかを知る。
不平不満の毎日でさえ
大した悩みではないことに気がつく。
奇跡の教室とは
どういう意味でつけたのかは知らないが
その授業で得られた知識は一生ものであることは間違いない。
知ってるのと知らないのとでは
価値観や人生までも変えていくのだから。