霜神社
しもじんしゃ
熊本県阿蘇市役犬原
最寄り駅 豊肥本線 いこいの村駅・阿蘇駅
◆主祭神◆
天津神
◆全景◆
役犬原(やくいんばる)の田園の中に鎮座します
◆鳥居◆
昭和3年(1928年)建立
◆狛犬◆
昭和54年(1979年)建立
◆社殿◆
約3ｋｍ東に鎮座する阿蘇神社の摂社
神紋は阿蘇神社と同じ「違い鷹の羽紋」
阿蘇神社の御祭神でもある健磐龍命が、日々弓の稽古に励んでいたところ、放った矢を鬼八という従者に取りに行かせていましたが、疲れた鬼八が100本目の矢を足で蹴り返してしまったため、腹を立てた健磐龍命は鬼八を追いかけ回し、斬り殺してしまいました
天に昇った鬼八は、以後阿蘇に霜の害をもたらすようになったので、鬼八の霊を鎮める為に、健磐龍命は役犬原に霜宮を造ったと云われています
◆案内板◆
◆霜神社火焚殿◆
火焚き神事は、農作物を霜の害から守り五穀豊穣を祈るもの
毎年地元の少女が火焚き乙女に選ばれ、59日間火焚き殿で火を焚きご神体をあたため続けます
現在は乙女が火の世話を行うのは祭りの時だけでその他の日は地域の世話役が世話をしているそうです
火焚き神事は、阿蘇の農耕祭事のひとつとして国の重要無形民俗文化財に指定
◆役犬原自噴湧水群◆
阿蘇市の役犬原地区では、田園の中から豊富な水が噴き上がる光景を見ることができます
中央火口丘群に降った雨の大部分が地下に浸透し、地下水は扇状地末端部のこの周辺地域で被圧水となって自噴しています
令和4年8月11日参拝時撮影
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