薬師神社(楯崎神社奥の院)

やくしじんじゃ(たてざきじんじゃおくのいん)

福岡県福津市渡

 

最寄り駅 JR鹿児島本線 福間駅・東福間駅・東郷駅

無料駐車場あり

 

◆灯籠◆

燈籠は、宝暦十四年(1764年)建立。

 

◆倒壊した鳥居◆

鳥居扁額は「楯崎宮」で、ここが元の楯崎神社であった事がわかります。

 

◆お社◆

 

◆狛犬◆

狛犬は、嘉永二年(1849年)建立。

昭和28年6月に、未曾有の豪雨によって地滑りが起こり、境内に亀裂を生じました。

神社は崩壊し、鳥居も倒れたので道路沿いに神社を建て直したとの事。

平安時代初期に、最澄が遣唐使として唐に向かう途上、ここに立ち寄り航海の安全と宿願の達成を祈りました。

その時、自ら薬師阿弥陀観音像を彫刻して安置したことから、楯崎寺と呼ぶようになったと伝わります。

のちに楯崎薬師と呼ばれるようになりました。

 

◆不動明王◆

楯崎神社には、不動明王も祀られていました。

崩壊の時、海へと落ちましたが、海中より発見され、現在はここに祀られています。

 

◆鳥居◆

 

◆磐座(いわくら)(御神体石)◆

お社の左側の岩全体が磐座ですが、撮影しそびれてしまいました。

無人社ですが、きれいな榊が活けられています。

宗像市東郷の摩利支神社の兼務社となっています。

倒壊した古い灯籠に「楢葉紋」

尚、薬師神社の御朱印はありません。

 

◆恋の浦海岸◆
薬師神社近くから見えるのは、玄界灘(げんかいなだ)と恋の浦海岸。

令和2年2月11日参拝時撮影