大魚神社

おおうおじんじゃ

佐賀県藤津郡太良町多良1875-51 


◆御祭神◆
 不明

  

最寄り駅 JR長崎本線 多良駅。

無料駐車場あり。

 

◆海中鳥居◆

有明海に面する、国道207号線沿いで、道の駅 太良が近くにあります。

現地案内板によると、約300年前(1693年頃)悪代官に手を焼いた地区民が示し合わせて沖ノ島に誘い酒盛りをし、酔った代官を島に置き去りにしました。

満ちてくる潮で島は沈みかけ、驚いた代官は竜神様に助けを求めました。

すると、大魚(なみうお)が出て来て、代官は魚の背中に乗って生還しました。

感激した代官は、魚の名前を取って「大魚神社」を建て、岸から約2丁(約200m)の海中に、鳥居も建てました。
以後、海の安全と豊漁祈願が行われ、地区民の暮らしも豊かになりました。
この鳥居は、沖ノ島との間の鳥居であり、30年毎に建立する習わしが今も伝えられています。
地図上で見ると、多良岳と沖ノ島を結ぶ直線上に配置されています。
平成29年12月21日に、太良町の大魚神社と海中鳥居が22世紀に残す佐賀県遺産の1つとして認定されました。
今回、バスツアーでSNSで話題になっている場所という事で立ち寄りましたので、御本社には参拝しておりません。
尚、御朱印情報はないようです。
 
平成30年3月17日散策時撮影。