柳川城址 

やながわじょうし

福岡県柳川市本城町

 

最寄り駅 西鉄電車 天神大牟田線 西鉄柳川駅。

無料駐車場あり。

 

◆柳川川下り◆

三柱神社社号標そばの赤い欄干橋のたもとの松月乗船場から、柳川川下りをしました。

所要時間は約1時間半、大人1600円。

柳川川下りは何社かあり、それぞれ乗場が違います。
川下りと言いますが、実際は川を下るのではなく、柳川城址のお堀巡りです。
柳川は、中心市街地2km四方に、延長60kmにも及ぶ堀割がある水路の街です。
築城は、文亀年間(1501年~1504年)に蒲池治久公説や、天文年間(1532年~1555年)に蒲池鑑盛公説などがあります。
その後、立花氏、田中氏が城主となりました。
明治五年(1872年)、突然の火災によって天守を含め本丸・二の丸は焼失。
 
 
水上ドライブスルーがあり、甘酒を購入しました。
この水上売店の後ろ側には、日吉神社の境内があります。
 
佐賀県や福岡県の筑後地方では、黒いカラスに比べてひと回り小ぶりで、胸とお腹の白い鳥、カチガラスを見る事ができます。
一般にはカササギと言いますが、「カチカチ」という鳴声から、カチガラスと呼ばれています。
終点の御花までの内堀コース、全長は約4.5km。
柳川出身の琴奨菊関の幟が立っています。
川下りは片道のみで、戻りは御花の近くから、無料シャトルバスが出ています。
 
◆御花◆
御花は、江戸時代以来、柳川藩主 立花家の邸宅でした。
当時、「御花畠」と言われていた事から、柳川の人々は親しみを込めて「御花」と呼ぶようになりました。
西洋館は、明治四十三年(1910年)に立花家の迎賓館として建てられました。
松濤園は、明治四十三年(1910年)、十四代 立花寛治伯爵によって整えられました。
園内には約280本のクロマツ、庭石1500個、石灯籠14基があり、沓脱石の巨石は旧天守閣の台石を移したと云われています。
 
◆本丸跡に建つ石碑◆
現在、本丸・二の丸付近は、市立柳城中学校・柳川高校の敷地となっています。
柳川高校は、テニスの強豪校で、松岡修造氏の出身校でもあります。
 
平成30年1月27日散策時撮影。