「私内気なんです、内向的って言うか…直したいんです」と、Aさんにご相談してみました。


申し訳無いですが、夜に。と一言連絡頂き、勿論お時間ある時にでも、と返信。


先程お返事頂きました。


「私は内気と内向的は違うと感じてます。」

「どう違うんですか?」

「内気は人格…まぁ性格ですね。遺伝、と小学時…低学年から中学年にかけてゆっくり形成される物とされています。こちらは、他人に対して萎縮しちゃうのが特徴です。内向的は他人が怖い訳じゃありません。ただ自分の内側に意識が向く、大勢では疲れてしまう、と定義付けされています。あくまでも定義付けであり、一概に言えませんが」

「そうなんですか…直らないんでしょうか」

「性格と言うか、人との関わり方は直せると思います、でもゆっくりと一つずつやらないと疲れてしまいます」

「どうやるんですか?」

「私に聞くより、専門の方を調べた方がいいですよ」

「ごめんなさい」

「いえいえ、お尋ねして頂けて嬉しいんです。けど、私では参考になるか分からないんですよ」


暫く間が開きました。


「これは一例としてお聞きして下さい。あなたから私はどんな風に感じられますか?」

「社交的で明るく、優しい方です」

「ありがとうございます。嬉しい事にリアルでもそう言って頂けています。だけど、昔…二歳までの私は違います…内気で人見知り、そして自己肯定感が低いんです。更に争いを避けます」


驚きました。


「別に珍しくは無いのですが、私は根底から性格を変えられた人間です。

少し昔話をしましょうか、私の父親がかなり頭のいい人でした。社交的だけどプライドがかなり高い人です。

自分の子どもが人見知りする筈無い、たくさんの大人に会わせた。親戚にもいない、母親も社交的だ…と

「どうなったんですか?」

「まぁ、一年で強制的に変えられましたね。最初は拒否しました。でも聞いて貰えない、まぁ今なら父の気持ちは分かるんです、でも一年…それも三歳児に強制は無いと思います」

「ですよね」

「方法は言いませんが…出来るまで止めてくれません。で、私は争いを避けると先程言いましたが、三歳の時に諦めたんです。よくある話です、父のやり方を受け入れました」

「それは酷いです!ごめんなさい、Aさんの身内の方に」

「ありがとうございます。でも、んー。まぁ愛情は感じてますし、恨んではいないんですよ。だって過去の話ですし…これ幼少期と言うのは人格形成に関わる話として、捉えて下さい。

だから、ゆっくりとね。焦らずに。大丈夫、人との関わり方はあなたなりに変えられます。」


ただ私の例は本当珍しくは無いんですよ、とAさんは最後に締めくくられました。


気になる方の一面を知り、嬉しい反面切なくもなりました。