やはりこの街に来て、
朝から気持ち良く晴れるというのが少なく感じる。
例年の季節柄なものなのか、
今年だけの事なのか。
去年の今頃はどうだったのか…。
引越す前の土地での、
今の時期。
去年の今頃。
確かに雨もあったが、
移り行く季節の空を、
じっと眺め、
秋晴れと謳うにふさわしい青空を、
身を持って感じていた。
あの頃は何を考えていただろう。
一年後の今の姿を、
想像出来ただろうか?
いや、
出来るはずがない。
何度も言うが、
突然やってきた移住の案だから。
今思えば、
断る事は出来た。
出来たはずだ。
私が場の雰囲気に流される事無く、
圧力にも耐える力を持ち、
自分の意思を強く表明出来たのなら。
出来たのなら…。
過去を悔やむ時間があるなら、
未来を考える時間にしたい。
そう昔から考えて生きてきた。
でも時々振り返る時も必要かもしれないと、
弱い自分がそうさせる。
いくら後悔しても、
過去は変えられない。
未来はいくらでも変わる。
自分が思い描く未来像に、
少しでも近付くように、
少しずつ前へ。
雨が降ってきた。
この雨だって、
いずれ上がる。
上がる為に今少し雫を降ろすだけだ。
泣くも笑うも、
全て自分次第だ。
雨、雨、あがれ!