福岡藩初代藩主・黒田長政が福岡城を築く際、
祭神は、警固大神。
相殿に、
建角身神、豊玉姫命、神功皇后、応神天皇。
警固大神の三柱の神は、
八十禍津日神(やそまがつひのかみ)
神直毘神(かんなおびのかみ)
大直毘神(おおなおびのかみ)
伊邪那岐命が黄泉の国から帰還して、
その身に付いた穢れを祓うために禊を行った。
「上流は流れが速い。下流は流れが弱い。」と言って、
中流で身を清めたとき、
剥がれ落ちた「穢れ」から生まれた神が、
「八十禍津日神」。
「禍」とは「厄災」のこと。
そして、その次に生まれたのが、
神直毘神と大直毘神。
この神々は、八十禍津日神が持つ厄災を祓ってくれる神。
まずは手水舎に寄りますが、
板で囲んで柄杓が有りませんでしたが、
水が湧いてくる様になっているので、
清い水が常に流れているようです。
警固神社は、
八十禍津日神が神功皇后の三韓征伐で勝利に導いたことから、
「勝利の神様」
警固の由来になった大宰府の警固所から、
「防衛の神様」
八十禍津日神などの三柱から、
厄除け、厄払いのご利益があります。
警固神社の「警」は、「警め(いましめ)」
「固」は、「固る(まもる)」
という意味をあらわし、
外敵に対する役所である、
「警固所」が語源となっています。
警固神社は、人々を戒め、護る神様をお祀りする神社です。
本殿の左後ろに「菅原神社」。
祭神は菅原道真公。
本殿の右後ろに「天照皇大神宮」。
祭神は天照大御神。
本殿の左手に御神水があります。
警固神社の敷地内に、
今益稲荷神社が鎮座されています。
今益稲荷神社では、
京都伏見稲荷大社のご祭神である
「宇迦之御魂神」をお祀りしています。
人生や商売などが、
今を益々豊かにしてくれる神様。
お参りのあと、二体の笑いきつねを撫でると、
福がついてまわると言われています。
笑いきつねでご利益ありますように!
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