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カフェで本を読む男性、後ろからの画。コーヒーを飲んでいる。

窓の外には、いちょうの木。BGMはCmaj7、本のタイトルは「自由の先」。

隣の席から話し声が聞こえる。

 

茜「何これ?」

光太「遅くなったけど誕生日の」

 

光太がカバンからプレゼントを出して、茜に渡している。

茜「え!ありがとう~」

 

男性のスマホに連絡が入る。

スマホ画面『〇〇が亡くなった』

 

(デジャブのような作り、過去)

いちょうの木の近く、アパートの前の砂場で女の子と男の子が遊んでいる。

女の子が泣き出す。

男の子「よしよし、、、」女の子の頭を撫でる、女の子が泣きやむ。

 

ーー断片的な記憶ーー

男の子が引っ越していく様子と男の子からのアングル。

 

1と同日。男性(杢・もく)が自宅のクローゼット前で喪服(スーツ)を着るがサイズが合わない。

脱いだ時に左のお腹の蝶のタトゥーが少し見える。夕刻にガラス張りのお店に入っていく。

 

スーツ店内。女性(マドカ)と同僚がカウンターの中で会話をしている。

マドカ「ねぇ何でまたあのキャラクターとコラボなのw」

 

店内のPOPはそのキャラクターで溢れかえっている。

 

同僚「ああでもしないと売れないんだよ」

マドカ「去年もしてたよね?w」

同僚「社長があのキャラクターが好らしいよw」

 

何かに気が付き挨拶をする

同僚「いらっしゃいませ」

 

少し小声で

同僚「あ、また来たよあの人・・・・」

その先に目を向けるマドカ

マドカ「私が行くね」

髪の長い女性が立っている。

 

マドカ「いらっしゃいませ何かお探しでしょうか?」

髪の長い女性(以下、女性)「白いシャツが欲しくて、、、、見てもらっていいですか?」

マドカ「今サイズのサンプルお持ちしますね、少々お待ちください」

 

マドカは色々なサイズのシャツを持ってきて一枚ずつ試着室前で渡す。

 

ーーひと通り試着しサイズが決まるーー

 

女性「まどかさんはどのデザインが良いと思いますか?」

マドカ「あ、、、えっと・・・・こちらが素敵だと思います」

女性「じゃあ、こっち買います」

マドカ「ありがとうございます」

 

お会計が終わりシャツの入った紙袋を渡す。髪の長い女性は店を出る。

 

近くにいた同僚はマドカに話しかける。マドカは複雑な顔をしている。

同僚「どうしたの?」

マドカ「あのお客様、私の名前を下で呼んだんだけど、どこかHPに名前載ってたっけ?」

同僚「え・・・ちょっと怖くない?会社のHP、見ないと分かんないや」

 

マドカと同僚は入荷した商品の検品をしながら店内を見る。

マドカはちらっと腕時計で時間を確認する。