8
お葬式会場に着いた杢。お線香の匂いとお経の声。
リュウセイ「お前だいぶ落ち着いたなァ」
杢「あぁ・・・」
リュウセイ「前はもっと目つきがきつかったのにな」
杢「お互い何があるか分からないから好きに生きなきゃ」
リュウセイ「また昔みたいにクラブいこまい」
杢「おぅ」
亡くなった友人の写真を見る二人。
リュウセイ「杢、受付した?」
杢「あ・・・まだだ・・・」
微妙な空気が流れる。
9
数日後の夜の街。杢が歩いてる所に女がぶつかる。
杢「痛って」
少し目つきが悪くなる杢。ぶつかったのは派手な格好の香水の匂いのするマドカ。
マドカは杢に気がつかない。徐々にいつものマドカになる。
マドカ「杢ちゃん・・・?」
杢「お前だいぶ雰囲気違うじゃん」
マドカは自分の服装を見て
マドカ「・・・うん・・・」
下を向くマドカ。
マドカ「ぶつかっちゃってごめんね。あぁ・・・今度ドライブ行きたい・・・」
ーーマドカは発言からも何かに支配されてるように乖離した行動をするーー
杢「お。おう、お前大丈夫か?」
マドカ「うん大丈夫!」
10
数日後マドカのスマホ画面、月に反射している。
杢『いつ暇?ご飯行かない?』
マドカ『〇日暇だよ!』
杢『その日に行こっか!何食べたい?』
マドカ『マリナがいいなぁ』
杢『分かった予約しとくよ。時間20時でいい?』
マドカ『うん、それでお願いします』
杢『了解』