昨日は生活介護のリハビリでしたニコニコ

私の場合は、筋力低下や麻痺なども大きな問題ですが一番の問題点は、脳の司令がおかしく筋肉に力が入らないこと、そして体を思うように動かすことが出来ないということです。


分かりやすくいえば、力を入れようとしてるのに力が抜けてしまう。足を動かそうとしてるのに腕が動いてしまう。押して言われて押してるつもりなのに引いてしまう。まっすぐと言われて真っ直ぐしてるつもりが捻れまくるみたいな。


もちろんこれはわざとしている訳ではなく、動き方を忘れているわけでもなくこれ自体が障害、病気だそうです。


これは筋力をつける以前の問題で、筋力が付いたところでこれができないと筋力があっても体を動かすことが出来ないそうです。


そして、この司令が上手く出来ないとHALなども使えないのでまずはこの司令をうまく出すことを目標としていますニコニコ


今日の訓練は2つ!
筋力トレーニングや柔軟などは病院リハビリに任せるとのことでこの先生にしか教えられない訓練を教えてもらいました。

まず言われたのが、

ごめんけど、千さんが普通の人みたいに動くようになることは無理。それが障害であり病気だから。その上での話。普通の人を目指すことは無理なのでリハビリとして目指す先は千さんにあった体勢や仕方を確立していくこと。


逆に返せば千さんがしっくりくる、もしくは無理のない姿勢や仕方が正解ということ。その考えの元、リハビリを進めていきます。



1つめ
体を真っ直ぐに保つ訓練。車椅子に座ったままでOK!なおかつ背もたれに、もたれ掛かってもいいし、反るようならクッションをかましたりしてもいい。まずは、体を真っ直ぐに保つということを意識する。


その意識は頭の片隅に入れてあとはとにかくなにも考えずにぼっーと5分間座ること。


千さんの場合、全身的に左右前後全部がグラグラなので、自分で真っ直ぐにすることは無理。なので、看護師やスタッフが曲がったら真っ直ぐにしてあげる。

こうしなきゃとかどうしたらまっすぐになるとかそんなことは考えない。
まず、千さんの場合は考えたところで分からないまま。逆に違う動きが起きてしまうから。


何度も直してもらいながら自分の中でしっくり来る場所を探す。どこかに力を入れなくてもストンと座れる位置が人間、必ずある。


その姿勢が普通の人とは違ってもいいから。
それが第1歩。
それが分かれば次の段階に進めるそうです。



2つめ
体にもう1度動きを教育する。
まずは頭でイメージをはっきりさせる。
その為に本物を使ってもいい。(ボールや重りや小物など)


今日したのは、両手でボールを潰す、戻すという動きと先生の手のひらを押す、引くという動き。


頭にボールをイメージする。両手で潰したり戻したりするイメージをしっかりつける。そのボールを絶対に落ちないように、そして手にくっついてるイメージをつけて動かす。



しっかりとイメージして、体が本当に押してる動作にしないと手はバラバラに動いて落ちてしまうし手のひらも丸くならなかったり震えてしまうそうです。


先生の手のひらを押すのはもっと難しかったです
どうしてもおかしな動きになってしまうし、足はバタバタ動き回るし手もガクガク揺れるしアセアセ



先生が、引く時はイケメンをイメージして一緒に行こう!!って感じ。押すときは変な人から押して逃げるイメージと言われて笑いましたニヒヒニヒヒ


私のやっているリハビリは太極拳や合気道などの考え方も混じってるそうです。



当分はこの動きを繰り返すことになりました。
訪問看護やスタッフに手伝ってもらいながら司令を正しく出せるようにする訓練。

病院のリハビリではPTでは、筋力トレーニングや柔軟を、OTでは様々な動作や楽しいことをしながらこれする時はこの姿勢が一番楽というものを探す。STは言葉の訓練。

という2本柱で進めていくことになりました。


案の定、昨日は帰宅後バタンキューで背中にクッション入ったまま寝落ちたらしくそんな状態だったので背中が反ったままだったらしく起きたら体がガチガチでした(笑)


明日はまたモノポリ大会です(笑)あとは利用者会議と。

明後日はリハビリはおやすみで病院を3箇所(歯医者、呼吸器&循環器、心療内科)ハシゴしてラストにヘルパーというハードスケジュールになります。

体力温存しとかなきゃガーンアセアセアセアセ