日本人の給与は、アメリカの「4割」でオーストラリアの「半分」だ。
「円安」は「円弱」で、「日本弱」で「日本負け」だ。
なぜここまで世界の国の中でも突出して通貨も弱く、賃金も低い国になってしまったのか?対ドルだけでなく各国通貨と比較しても突出して円は弱い。
アメリカとの金利差だけが原因でないのはこのチャートを見れば一目瞭然だ。
過去この国の政治・経済の舵取りをしてきた人間たちの責任だろう。
他国の通貨も加味して比較する円の実質実行レートは、1970年より円は安く、360円時代よりも円は”弱い”。
最大の問題は日本政府が”日本の国益”と”日本人のために”投資をしてこなかったことだ。
そのツケが国民に対して急激なインフレと円弱により、日本は東南アジアや中国より”安い”国になってしまった。全国の観光地にそれらの国から大量に押し寄せ”日本は安い”と買い物をしまくっている
それを見れば誰にでもわかる現実だ。