18,000人の経営者を指導してきた経営と人生哲学のカリスマ行徳哲男先生と。

台湾建国の父孫文やラス・ビハリ・ボースを日本滞在中匿った頭山満翁愛用の杖を持参していただいた。

私の祖父が頭山翁の書生だった縁を知っていつも温かい言葉をかけていただく。

頭山は大アジア主義を掲げた「玄洋社」を主催し、孫文を日本亡命中匿った。その孫文がインドの革命家ラス・ビハリ・ボースを頭山に紹介しボースも日本で頭山に匿ってもらうことになる。

当時日本は日英同盟を結び、インド独立の革命家ボースは官憲に追われる身だった。その頭山が新宿中村屋の創始者相馬夫妻を紹介し、夫妻が命懸けで匿ったのも有名な史実。

行徳先生は、先日台湾に行き孫文の業績を称える国父記念館で、2000人の人の前でこの杖は頭山翁の遺品だというと、涙を流し頬擦りする人が多く出たという。