「あねさきの風」六本木俳優座劇場で観劇。

現役校長による学校の改革ストーリーとのことで、私のような高校時代の落ちこぼれ代表にとってあまり魅力のあるテーマではなかったのだが期待は裏切られた。

友人で長く日露ウクライナ中国の合作映画など国際映画を多くプロデュースしている益田祐美子さんの舞台初プロデュース作品ということもあり観劇。

劇場は満席の盛況。平日午後ということもあるのか、観客は60−70代も多かったが30代、40代の観劇好きも多くいて、フィナーレには大きな拍手を送った。

ネタバラシになるのでストーリー解説はしないが、わたしが一番気に入ったキャラクターは脇役で渋い味をだしていた用務員役の高山春夫さん。

無論、実力ある主演、助演陣が良い演技をみせて、私のように高校時代の落ちこぼれで苦い記憶しかない高校時代を過ごした人間にとっても感動を覚えたラストだった。

まだ数日の公演があり席は残っているようでぜひおススメしたい舞台だ。