妄想劇場 第11話

渋谷やん刑事でしたねー意外でしたねー。(笑)

でも少し横道にそれて、
今日から、もうひとつの事件が起こり始めますお。

てなワケで始まりますぅ。



妄想劇場 NOIR第一話はこちらから 
初めての方は良かったらここから読んでね




ではぁ妄想劇場スタートです!














握ったボールペンで机をトントンと神経質に叩く。

「何イライラしてんのや?」

村上が肩越しに声をかけた。






丸山は瞬間的に笑顔を作ると

「ちょっと寝不足なんですわぁ~」
と、振り返りながら頭をかく。



村上はポンと丸山の肩を叩いて笑うと
「夜遊びもええ加減にせえよ。」
と笑って言った。








イケナイ………ついついあの女のことを思い出してしまう。
折角綺麗にしたったのに……また裏切られた。
また…………しなくては………
昨晩は、あれから処理に時間がかかってしまったから、
寝不足なのは嘘ではなかった。




でも、今は何より村上の婚約者の竹本佳恵の事だ。
このまま放っておくつもりは無かった。



ちゃんと罪滅ぼしをして貰わな‥‥‥‥‥。



丸山は人間関係に希薄で興味がなかったが、
何かと世話を焼いてくれる村上の事は気に入っている。
その村上を裏切った事が許せなかった。



効率的で、有効で、
村上にも喜んでもらえるような…方法を…………。










「こんばんはぁ~
こんなとこに呼び出してすんませんねぇ。」
倉庫街の暗闇に丸山の声が響いた。


「おい!どこにおるん!
   隠れんで出てこいやぁ!」
男が声を荒らげる、
佳恵とマンションの前でキスをしていた男だ。


「そんなん、怯えんでも大丈夫です、
アナタには1つ、やって欲しい事があるだけですから。」

カチッと音がして倉庫のライトが一個だけ点灯する。
男がビクッと体を震わした。

照らし出されたコンクリート剥き出しの床に、
黒いスーツケースが1つ置いてあった。



「何なん!?」

「開けてみて下さい。」



男がスーツケースを開けると
中には写真と書類、小さな箱が入っていた。

佳恵とのキス写真をはじめ、いろんな女とホテルや部屋に入っていく写真。
そして多額の借金の借用書だった。





「クッソ、どうやって調べたんや!」
男は尖った革靴の先でトランクを蹴り上げた。
写真が床にバラまかれる。


「ヤケになるんはあきませんねぇ、
アナタを助けて差し上げよう思ってるんですよ?」

「なんやて?」

「闇賭博で作った多額の借金、チャラにしましょか?って話です。」






「1つ簡単なお仕事をして頂くだけで、
       全額私が返済して差し上げます。」






「そんなん、信じられるわけあらへんやろ!」

「トランクの一番下見てくれますかぁ。茶色い封筒見えますぅ?」

男は、封筒を手に取り中を覗いた。
札束が3束入っている。
驚いた顔できょろきょろと周りを見回し

「なんなん」と呟く。



「300万‥‥‥手付としては充分……ですよね?」





「残りは仕事が首尾よく行ったら差し上げます。」












p.s


妄想劇場第七話
話がわからなくなっちゃった方は
7話を読むとわかるかも。


追記
ちょっとわかりやすくしときましたー。
すんませんー



またまたなんか悪いこと考えているみたいですー。
佳恵ちゃん狙われてんのか?村上先輩の婚約者大丈夫~?

そして何をしようとしているのでしょうか~?

新たな事件の幕が開きまする!


この丸山は昨日の粕汁丸ちゃんとちゃうからねー。




安君嬉しそう!

今夜はストロベリーナイトやぁ~!
刑事の丸ちゃんやぁ~!
湯田くんやぁ~!ワッショーイ!