新作始まります。
丸が凶悪犯なお話です。
これドラマの脚本的なイメージです。
もし、丸に凶悪犯の役が来たら。ってね。

丸には色んな役をやって欲しいんだよ!
絶対悪い役も似合うと思うん!

というわけで、もし良かったら
読んでくださいませ!

今回は話がかなり長くなる予定なんで
一回にアップする文章は今までの二倍です。

長いけど読んでねーん。

また、小説の性質上
グロい表現を含みます。苦手な方はご注意くださいませ!

甘いお話が好きな方はこちら
妄想劇場 Orangette オランジェット Sweet and BitterなLove Story


orangette最終話はこちらー

では妄想劇場の新編 NOIR(ノアール 黒)開幕。




カツ カツ カツ …………
薄暗い広い空間に足音が反響する。
男の足音。


その足音に混じって
低い唸るような声が小さく響いていた。

「ヴッ………ヴヴッ…………」

ゆっくり回る換気扇の隙間から
漏れる光の筋に、埃が舞っている。

その光の筋に照らし出されているのは
1人の女だ。


痩せてスタイルの良い、髪の長い女。
綺麗に手入れしたマニュキアに、
すらっとした手足。

この美しさで、なんでも手に入れることができたはずだ。
実際、間抜けな男どもから巻き上げた金で、
この美しさは保たれていた。


「お利口にしてましたかぁ~」






男はにっこり笑って言った。
頬にえくぼが出来る。
愛嬌がある、誰にでも好かれそうな笑顔。

「とは言っても、
 まぁ動けへんから、お利口にしとくしか無いですね?」

そう言って更に近づく。
笑う口元のホクロがセクシーだ。



女は、手足を椅子に拘束されて座らされていた。
口元はガムテープで無造作に押さえられ
美しい顔を歪めている。

「ヴーッ…………ヴーッ!!!」ガムテープの下から
女の唸り声が漏れた。


「何かご要望ですかぁ?こんなに優遇して差し上げてるのに
  ワガママさんですねぇ」


そう言うと、手を伸ばして乱暴にガムテープを剥がした。



「帰してよぉー!ねぇ離して!
   許して!お願いだからぁぁ!」

女は涙を流して懇願した。
甲高い声が広い空間に反響する。
男はしばらく眉間にシワを寄せて眺めていたが、
「五月蝿い」
と吐き捨てるように言うと


ガムテープを手に取った。



「お願い、やめっ……」

大きく切り取ったテープで、女の口と鼻を同時に塞ぐ。


女の目が大きく見開いて、男の顔を見る。
「ヴー……ヴぅ………ヴ」
ボロボロと涙が溢れた。

身体を大きく痙攣させて
拘束された手足をバタつかせる。


「どうして静かに出来ないん? 五月蠅いのは嫌いですよぉ。」


そう言って、苦しむ女を近くで見つめ、
頬に指を滑らせて、涙をぺろりと舐めた。


女の瞳孔が開き、身体全体が麻痺して弓なりになる。

その瞬間

べリッ

男がガムテープを剥がした。



「ぐえぇぇっ…………………」
嗚咽しながら、空気を吸い込む。

涙と鼻水と涎でグシャグシャになって嗚咽を続ける。


男は、クスクス笑いながら

「ルールその1
 大きな声を出さない。
 分かりましたぁ~?」

と言うと、ハンカチで女の顔を拭いた。






「きれいな顔が台無しですやん」















p.s

というわけで、開幕しました

NOIR 
如何でしたか?
マックロクロスケな丸を思いっきり堪能できる
ように頑張る予定ですが、需要はないかもしれん。

でも書くっす。
今回は予定ではメンバーも出てくるよー。