2週間ほど前のこと。
学校から帰ってきた娘が、「音楽会で、鉄琴のオーディション受けることにした」と。
最初、トライアングルを希望していたようですが、ピアノを習っていて譜面が読めるので、先生に勧められたようです。
「へぇ!頑張ってね!」と言っていたのですが、2日後。
「やっぱりオーディション受けない。今日先生にもそう言ってきた」
と言って帰ってきました。
他にしたい楽器があるの?と聞くと、首を振る娘。
理由を聞くと、たくさんの中から選ばれるのに怖気づいたようです^^;
わかるなー気持ち。
でも、ここで、自分の子どもの頃のある出来事を思い出しました。
私が小学3年生のとき。
同じく音楽会でピアノのオーディションがありました。
私はピアノを習っていて、好きだったので、弾きたいなぁと思いましたが、
同じ学年には、絶対に一番ピアノが上手なツノダさんという女の子がいました。
でも、ダメ元でチャレンジしたのです。
音楽室で、5人くらい。順番に、初見で音楽会の曲をピアノで弾いていきました。
ダントツでツノダさんが上手で、私は玉砕しました 笑
でも、この時、「あー!私、チャレンジしたー!ピアノできなかったけど、なんかすっごくうれしい!!」とルンルンしながら帰り、母にその報告をすると、すごく褒めてくれて、なおも嬉しかったことを、今でも鮮明に覚えています。
娘にそのお話しをしました。
選ばれなくてもいい。
でも、チャレンジせずに、「あぁ、やっぱり鉄琴弾きたかったなぁ」と思うのと、どちらがいいか。
次の日、娘は、オーディション辞退を撤回したそうです。
オーディションの前に、鉄琴パートの楽譜が配られていました。
「みんな、練習してくると思う」というのですが、我が家には鉄琴も木琴もありません。
しょうがないので、消しゴムがついてる鉛筆を2本、反対に持たせて、ピアノをたたいて練習させました^^;
そして、昨日がオーディションでした。
帰ってきた娘のお顔を一目見てわかりました。
満面の笑み^^
ドキドキして音楽室に行き、選ばれて、一緒に受けたお友達は、素直に「くやしい!」と言っていたことや、教室に戻って、みんなにおめでとう!と言われて、嬉しかったそうです。
娘よ、お友達のくやしい気持ちの分、頑張って練習しようね^^
おめでとう^^
私の3年生の時の経験が、自分の1年生の娘の背中を押すことになるとは・・なんだかおもしろいなぁと思いました。
音楽会、楽しみです。
長々とお読みくださり、ありがとうございます。