インストラクターコースを突き進んできました。
サロン名も決め、胸をふくらませ、転写紙や白磁もそろえだします。
次々届く転写紙や白磁・・ここで、なんだか、胸がざわざわします。
「もう引き返せないな」
そして、極め付けは電気炉の到着。
楽しみに待っていたはずなのに、喜びよりも、
「うわ、どうしよう。もう、ほんとにやるしかない。」
そもそも、サロンってどうやってするの? お客様、きてくれるのかな。
わからないこと聞かれたらどうしよう、まだ自信ない。
あー、ダメかも。 やっぱり私なんかに自宅サロンはできない。
そして、卒業制作は完成しているのに、私は一か月間、ESORAと音信不通になりました
その間、本当にたくさんの不安を想像しては、怯えていました。
まだ、何の経験もしていないのに。
光が見えたのは、主人の言葉を思いだした時です。
「失敗したっていいやん、一回頑張ってみたら?」
うーん・・・よし、とにかく、始めてみよう!!
そして、ちょうど開かれたESORAのランチ会で、
たくさんのインストラクターの方のお話しを聞いて、
励まして頂いて、本当に前向きになれました。
そして6月、SEMPREをオープンします。
最初はガチガチで、レッスン日が恐怖でした 笑
レッスンの進め方も、Tea Timeもバタバタして、いっぱいいっぱい。
お金をもらうことの重みも感じました。
とにかく誠実に正直に、生徒様の作品を一緒に作る気持ちでレッスンをすること。
経験の少ない自分にできることを精一杯する。
そうして日々過ごしているうちに、あんなに怖がっていた(笑)レッスンが、とっても楽しみになっていました。
先日、運転しながら、「なーんか、最近忙しいなぁ」と独り言を言いながら、ふと思いました。
あ、私、働いてるんだ。
そっか、じゃぁいいことだ!
専業主婦も、それなりに充実していて、とっても幸せだったのですが、ポーセラーツに出会い、
縁がないと思っていた自宅サロンを実現し、
なによりサロンをして良かったと今思えることは、
生徒様が、レッスンが楽しい!と言ってくださったり、
できあがった作品を手にして喜んで頂けることです。
35歳にして、ポーセラーツのおかげで、同じ目標を持つお友達もできました。
私の一番大切なものは、家族です。
ポーセラーツは、家族を大切に思う気持ちを、形にできる趣味だと思います。
よく聞く言葉、「好きを仕事に!」と、なんとなく思っていましたが、
今は、家族を大切に思うママのお手伝いがしたい!と具体的な目標ができました。
まだまだ、課題はたくさんありますし、
習得したい技術もたくさん!!!
これからも、前に進みながら、止まったり、振り返ったりしながら・・
自分らしく頑張っていこうと思います。
一歩踏み出す勇気をくれた主人、元気の源である子供たち、
来て下さる生徒様、
いつもたくさんアドバイスをくださる神馬先生、
常に心の支えである存在のインストラクター仲間の皆さん、
本当に、感謝しています。
長い長い記事となりましたが、最後までお読みくださって、ありがとうございます。
SEMPRE mika