100ハイ(*)以来の筋肉痛!!あ、足がもう動かぬ、わしはもうだめじゃ、先にゆけ!!
と何だか芝居がかった言い回しから初めてしまいました、現在リトアニア杉原千畝記念館に公式ガイドとして出向中のおっかさんです。皆様お元気でしたか??
前回のブログで記念館への行き方を紹介すると言っていたのですが、それは次回に回して(←すいません!!)今回は千畝ブリッジングプロジェクトのもう一つの活動目的である「日本―リトアニア間の異文化理解・国際交流の促進」という視点において、我々がどのように現地リトアニアで活動しているかをご紹介したいと思います。丁度良いことに先々週末、先週末と二つの大きな企画協力・イベントへの参加がありましたので、ご報告したいと思います。
☆NOW
JAPAN☆
先々週末にリトアニアの首都ビリニュスでNowJapanという日本フェスが行われました。これはコングレスホールという場所を2日間貸し切って行われる、リトアニア最大の日本フェスです。一日目は伝統文化、二日目はモダンジャパンをテーマに内容が組まれます。 千畝BPJは現地パートナー団体の「橋(前記事参照)」と共同で参加し、折り紙と書道の体験ブースを開きました
。
一応書道段持ち、でも実際ここ7年くらいほとんど筆を握っていない状態でブースを担当することになったおっかさんは前々日から鬼気迫る勢いで練習を重ね、二日間で8本のレッドブルの協力のもと、合計13時間にわたる長時間の書道ブースを守り抜きました。終わった後の、右肩下の変な筋肉の痙攣は勲章です(おっかさん談)
またホールでは在リトアニア日本大使館主催で東日本大震災と原子力発電所に関するプレゼンテーションが行われ、日本の復興と現状、安全等について報告していました。
☆リトアニア軍兵士と歩く84キロマーチ@森の中☆
リトアニアの人々に日本を身近に感じてもらうのも、我々のまた一つの目標であります。それ故、我々は可能な限り現地でのイベントや日本国内でのリトアニア関連イベントに参加・出席するようにしております。
今回はリトアニア軍主催のイベントRadvilų keliais に参加してきました。これは12,22,32or42×2日間のコースをリトアニア軍の兵士と一緒にお散歩しましょうというイベントです。しかしまあこれがとてつもなく大変でした!!正直死ぬかと思いました!
まずコースですが、基地に隣接した森の中です。当然アップダウンあり、砂利道、砂道、草道ありのハードコース。さらに最低速度規制ありで、基本的には時速6キロのペース以下で歩くと夕飯なしですよ☆というまさに過酷極まりない“お散歩”でした。
参加者は300~400名ほどでかなりローカルなイベントということで外国人参加者は2名のみ、ひとりはデンマークから来たこれまた兵士で,日本というかアジア圏からの参加者はおっかさん一人でした。
他の参加者から「このアジア人何しにきたんだ、国へ帰れ!」という視線をもろに浴びながら(完全被害妄想)、アウェー丸出しでのスタートでしたが、始まってみると気さくに声をかけて来てくれる一般参加者やリトアニア軍の皆様のおかげで良い時間を過ごすことができました!!特に何が最高だったって、歩き終わった後のビール!!←結局このオチです、すいません。
おっかさんはアジア圏初の参加者であり、また完歩したことを評され、なぜか記念のTシャツをプレゼントされました!!また参加して欲しいとのことでしたので、まぁその辺は来年度のメンバーに任せよう(無責任)と思います。
さてさて、このように我々千畝BPJは杉原千畝の功績を世に伝えていくという活動だけではなく、日本とリトアニアを結ぶ「架け橋」となるべく実に様々な展開を見せております。来月中旬にはカウナスで小さな「祭」を企画・実行することが決まっており、現在はその準備に向けて俄然奮闘中であります。
以上、報告でした!!
*100キロハイク(通称100ハイ)は早稲田大学精神昂揚会主催で行われる企画で、埼玉県本庄市から早稲田大学キャンパスまでの100キロを二日間かけて踏破するというイベントです。千畝BPJは2009年度に団体として参加しました。股関節おかしくなって今でも直らん(ガイドブック編集長談)というように、かな~り過酷なイベントですが早大生なら一度は参加しておかねばならないイベントとして周知されています。