いつもの電車

いつもの帰り道

見慣れた風景を眺めながら

見慣れたお店で酒を飲む

ここにくれば誰かいる

ここにくればいつでも笑っていられる

どんな事があっても

ここではすべて忘れられる

今日はどれだけ酒を飲んだのだろう

吸いかけのタバコは

原型を残したまま消えている

飲みかけの熱燗は

冷めてただの日本酒に変わる

なにを悩んでいるのかわからない

なにを迷っているのかわからない

無情にも時が流れることを

肌で感じ

店を出る

そとの寒さに

身体を震わせ

街を歩き出す

お月様は優しく心を照らしている

道しるべにも似た街灯を頼りに

もうひとつの見慣れた店に足が向く

少し強い酒を飲む

このときだけはとおもいっきり酒を飲む

心は決まっているのに

一歩踏み出せない

自分を壊そうと…

ありがとう

失敗しても助けてくれる仲間がいる

ダメで元々

支えてくれる人がいる

だから

悩まない

迷わない

悩めない

迷えない

みんなが背中を押してくれて

みんなが帰りを待っている

僕はもう怖くない

大好きな君に会いたい




星空と出逢いは似ている

手を伸ばせば届きそうで

届かない



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